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自閉症スペクトラムって?【吹田市放課後等デイサービス/児童発達支援事業】
こんにちは、吹田市・茨木市 放課後等デイサービス・児童発達支援事業、こどもプラス大阪 2ndです。
よく耳にする発達障がいの一つ、自閉症スペクトラムですが、
偏に自閉症スペクトラムと言ってもその特徴は個人個人で変わってきます。
自閉症スペクトラムとは、自閉症、高機能自閉症、アスペルガー症候群などの名称がつけられていた自閉症障がいを区別せずに一つの障がいとしてとらえる為につけられた総称です。
なので、同じ診断名であってもその特徴やひっかかりは一人一人違ってくるのですが、
正しく理解する為に自閉症スペクトラムの方に重なりやすいいくつかのポイントを押さえておくとよいでしょう。
自閉症スペクトラムとは発達障がいの中の一つです。
また人と関わる事に対しての苦手が顕著に出ている障がいでもあります。
・人を不快にしてしまう言葉を理解できずに使ってしまう。
・呼びかけに気付きにくい。
・人の表情を読むのが苦手…など様々な特徴があります。
自閉症スペクトラムは、コミュニケーションや対人に対してつまづきを感じやすい発達障がいです
人とかかわらない
同年代のお子さんと関わろうとせずに一人で遊ぶ事を好む傾向にあります。
呼びかけに反応しない
呼びかけに対して答えを返さない、または返答が遅れてしまう。意思表示ができなかったり、言葉に遅れのある子もいます。
共感を持ちにくい
人と調子を合わせる・人に共感を持つという事が苦手です。
赤ちゃんの頃から親にあまり甘える事が無く、自ら人に関わろうとしません。
コミュニケーションに対して躓きを感じやすく、人と共感をしたり協力したりする事が難しい場面があります。
自閉症スペクトラムは、こだわりが強く、変化への対応が苦手な発達障がいです
常同行動がみられる
ぐるぐる回ったり、手をぱちぱち叩くなどの繰り返し行動(常同行動)をしている事があります。
変化に対応できない
突然の予定変更などに対応することが難しい。
強いこだわりがある
何日も同じ食べ物を食べ続けたりする、気に入った衣服を何日も着用しつづけたりする。
ものや場所だけでなく、行動や手順などさまざま部分で特有のこだわりを持っており、容易に変える事ができません。
無理に変えようとすると不安を強く感じパニックを起こしてしまうこともあります。
自閉症スペクトラムは感覚過敏や感覚鈍麻を持つ発達障がいです
感覚が敏感な例
・聴覚
→甲高い音や大きな音を不快に感じて耳を塞ぐ、大きな声を出すなどの行動をとることがある。
・触覚
→頭を撫でられたり、手を繋いだりするだけで痛いと感じることがある。
感覚が鈍麻な例
・温度感覚
→汗をかいていても厚着をしたままでいるなど、暑さや寒さに鈍感である。
感覚過敏であれば、大きな音に耐えられない程不快に感じたり、触られると痛いと感じたりします。しかし、暑さ寒さに鈍感で、怪我や発熱などの体調変化にも気付きにくいといったアンバランスさがあります。
自閉症スペクトラムは特性や知的障がいの現れ方に幅がある発達障がいです
自閉症スペクトラムは、知的障がいがまったくない人もいれば重い日ともいます。
特性が強く表れる人もいれば、軽い人もいるのなどその特性は人それぞれです。
更にある特性は強く表れても、別の特性は目立たないなど人によって異なっているのです。
高機能自閉症
知的な遅れはないが言葉に遅れがあり、特有のこだわりを持っており、社会性に乏しい。
アスペルガー症候群
知的な遅れがなく、言語能力が高い。特有のこだわりを持っており、社会性に乏しい。
自閉症
知的障がいがあり、言葉の遅れもある。特有のこだわりと持っており、社会性に乏しい。
この三つ全てが自閉症スペクトラムに含まれています。
一人一人それぞれの症状を正しく把握し、つまづきの原因を明らかにすることが大事なのです。
自閉症スペクトラムにとって大事なのはこだわりを尊重し社会適応力を身につける事
特有のこだわりについては、否定せずできる限りで許容しましょう。その上で状況に合わせた行動のとり方を教え、うまくできたら多いにほめるというごほうびを与えましょう。
といい失敗しても叱らないことがポイントです。
構造化、行動療法などを利用していくのもよいでしょう。
少しずつで良いので社会適応力を身につけていってもらいましょう。
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吹田、茨木 児童発達支援・放課後デイサービス こどもプラス大阪2nd
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発達障がいのお子さんに効く、「どうしたらいい?」【吹田市放課後等デイサービス/児童発達支援事業】
こんにちは、吹田市放課後等デイサービス・児童発達支援事業、こどもプラス大阪2ndです。
これから始まる変則的な夏休み。
発達障がいのお子さんやグレーゾーンのお子さんにとって変化や変更の連続で辛い日々になるかもしれませんね…。
そんな時に「ダメやろ!!何やってんの!!!」と子ども叱ってしまう場面も増えてくるかと思います。
しかしながら、少し冷静になって考えてみれば、自分(親)の都合で叱ってしまったということも多いのではないでしょうか?
午後から授業なのに昼食後、出発の時間が迫っていてもまったく準備ができていない、着替えてくれない
そうなるともうイライラ…焦りのあまりに怒鳴ってしまう…なんて事はないでしょうか?
この様な場合、怒鳴るというのは逆効果になってしまいます。
間に合う様に昼食の時間を早めればよかったのではないか?着替えを済ませてから昼食にすればよかったのではないか?
「今のは親の都合で怒ってしまったのかも…?」と冷静かつ客観的に自問を行う習慣をつけるようにしましょう。
クールダウンの声掛けで支援しよう
よくこどもプラスで見かける光景としては、水筒からお茶を飲んでいる時にこぼしてしまうというケースです。
×「もう何してるん!!ちゃんと見てなかったから零したんやろ!!」
こんな風に怒鳴ってしまうのは好ましくありません。
まずは一呼吸置いて優しい声色で「零れてしまったね。どうしたらいい?」
私たち大人がまず一呼吸置く事でお子さんも問題に対して前向きに考えやすくなります。
双方にとってのクールダウンを行う事ができます。
そして「ふきんで拭く」とお子さんが言葉にできたら大成功です。
なかなか言葉がでない場合には「ふきんで拭く」とヒント出してプロンプトしてあげてください。
何か問題が起こった時に固まったりパニックになったり恐縮してしまったりするのではなく、
次の行動を起こし、対処するという癖をつけてもらいます。
その為に大人も一緒にふきんで拭いて様々なアクシデントへの対処を一緒に行うように心がけましょう。
これを繰り返す事で何かを零した時には、自発的にふきんを取って拭くという行動に繋げていく事ができます。
アクシデントが片付いた後には、
「どうしてお茶を零してしまったんやと思う?」
「立って飲んでたからやね。今度からは座って飲もうね。」
と次にどんな事に気をつけていくかを考える事への意識づけをしていくようにしましょう。
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宿題なんてやりたくない!【吹田市放課後等デイサービス/児童発達支援事業】
こんにちは、吹田市放課後等デイサービス・児童発達支援事業、こどもプラス大阪 2ndです。
臨時休校の期間が終わったかと思えば、今度は分散登校…。
こども達の生活リズムは大きく崩れてしまいました。
仮に6月から急に普段通りの通常授業が始まっていたとしても子ども達の生活リズムは崩れてしまっていたでしょう…
分散登校がはじまり一週間ほどが経ちました。
小さなトラブルが増えている所を見ると、こども達はストレスを感じてしまっているのでしょう。
学校に行っているので宿題が出るのは当然。
学校にいる時間がとても少ないのですから、宿題をやらなければ勉強から遅れてしまいます…。
そんな中、宿題をやりたくないと言ってしまう子も出てきており、
保護者の方からの要望によりこちらからも宿題の声掛けを行ってはいるのですが、
中には難しい状況のお子さんもいます。
気の散らない環境作りで、ADHDのお子さんに集中してもらう
感覚刺激をされてしまいつい周りが気になって集中できない。
勉強が遅れているからやりたくないんだ。
宿題をしたくないとお子さんが口にしているのにはそれぞれ様々な理由があると思います。
そのどれにも共通してくるのが、集中ができないという事です。
勉強に遅れがあった場合は学校の先生からの配慮が必要となります。
大体の場合が学校の先生の方からヒントがあったり答えを同封してくれていたりする場合があります。
またはその子に合わせたレベルの宿題を準備してくれている事がほとんどでしょう。
それでもやりたがらない場合、集中がしにくいのだという事が考えられます。
宿題や学習を行う部屋をこども部屋にしているのであれば、
テレビやゲームなどは極力おかないようにしましょう。
興味を惹かれるものがあるとどうしてもそちらが気になってしまいがちです。
勉強に関係の無い物を学習を行う空間に置いておくという事自体があまり好ましくない為、
テレビを見る、ゲームをする、などの部屋とわけるのがよいでしょう。
しかし、兄弟がいるとそうもいきません。
その場合、
・宿題や学習を行っている時間は兄弟に別室で過ごしてもらう
・ゲームやテレビをつけないようにしてもらう
などの協力を仰ぐ必要があります。
片付けが苦手なのであれば工夫と手伝いでサポートしましょう
ADHDやグレーゾーンのお子さんは片付けがとても苦手です。
使った物を元の場所に置く事が苦手な為、部屋がどんどんちらかってしまうのです。
そして、散らかった部屋では必要な物がすぐには見つからない→前に使った物をどこにやったか覚えていない→部屋中の物を引っ張り出さないと見つけられない→結果更に多くの物が部屋中に散乱してしまう
こうした悪循環を引き起こしてしまわないように、部屋の片付けはとても重要となってきます。
しかし片付けをいうものは根気が必要となってきます。
集中することが苦手なADHDのお子さんにとって一人で部屋の片付けを行うというのはとても難しい事なのです。
なので、大人が「一緒にやろう」と声掛けを行う事が大事なのです。
その時にも大事なのがただ片づけようと声掛けするのではなく、
運動遊びの一環としてやってほしいのです。
先月在宅支援を行った際に運動遊びの中の一つとして提案させていただいたのが
「片付け遊び」です。
一緒に忍者になりきってお子さんと一緒につま先歩きで片付けを行うというもの。
その時に更に発展させるのであれば部屋の引き出しなどに
「はさみ」「ゲーム」などの手がかりシールを貼っていくとよいでしょう。
「手がかりを便りにもとにあった場所に物を戻すよ!」
「どっちが多く戻せるか競争だ!」
上手くいけばものすごいやる気を出してくれるのです。
そして片付けが終わったら沢山褒めて下さい。
その手がかりシールを写真などと一緒に引き出しに貼っておけば、
お子さんがご自分で片付けをする時にもわかりやすくなるので、
この遊びはとってもお勧めです!
お子さんが勉強のしやすい環境を作り、
宿題へのストレスを少しでも軽減できれば、
きっとやりたくない!と口にする回数も減るはずです。
すぐには難しくとも、半年後を見据えて取り組んでいきましょう。
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吹田、茨木 児童発達支援・放課後デイサービス こどもプラス大阪2nd
吹田市青葉丘北13-1メロディハイム吹田青葉丘2階
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協力系で進んでいこう!【吹田市放課後等デイサービス/児童発達支援】
こんにちは、吹田市放課後等デイサービス・児童発達支援事業、こどもプラス大阪2ndです。
最近教室の中では協力系集団遊びに取り組んでおります。
休校の間は時間があるからルールのあるゲームや遊びもじっくりとできるんです。
紙と鉛筆があればできる、しりとりゲーム。
大きな子も小さな子も女の子も男の子も、皆でできる遊びです。
なんでこっちを見ているの(笑)
ものすごく盛り上がりましたよ♪
カプラや積み木を4つずつ組んでいくという
カプラタワーリレーも楽しかったです。
他の子が崩しても怒らず皆綺麗に組み直して、競い合っていました。
組み方や順番も自分たちで相談し取り組む…そして誰かが失敗しても怒らず、
チームでフォローする…。
大事な事が詰まっている遊びの一つです。
まっている間も気を抜かずに取り組んでくれていました。
サーキットでも2人で進むサーキットを行う日もあります。
2人で手を繋いでせーの!!
息を合わせないと手がぐちゃぐちゃになってしまうので、
案外大変なんです。
この他にも皆大好きなにんじん抜きや氷鬼などで室内で楽しく身体を動かしています。
協力系運動遊びはお友達同士の心の距離をぐっと縮めてくれます。
密になりすぎないように気を付けつつ、しかし心の距離はぐっと密になれるように、
今後も続けていきたいなと思います。
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