臨時休校の影響により発達障がい児のひっかかりが増えています!【吹田市放課後等デイサービス/児童発達支援事業】

2020-10-19

 

 

こんにちは、吹田市放課後等デイサービス・児童発達支援事業、こどもプラス大阪 2ndです。

 

臨時休校の影響により、子ども達の学校での授業時間が減ってしまい、いろんな所で影響が出ているようですね。

時間変更や学習面での詰め込みなどが例年より多く、

引っ掛かりを見せたり、授業についていけずに苦労している子も多く見られています。

LDの他に学習困難児も増えており、環境面の問題からクラスで取り残されているようです。

学年が上がり問題が難しくなってきた事もありますが、

この時期には運動会などもあり発達が気になる子ども達にとっては集中しずらい時期にあたります。

ADHDのお子さんもいつも以上に集中が途切れやすいのを、教室内での学習の時間や、宿題を見守る中で感じております。

ただでさえ集中が途切れやすい時期になりますので、教室内では宿題がない未就学のお子さんにも

一緒に机に向かって集中をしてもらう事で、共同体験と同時に静かな環境作りに意識を向けています。

皆で一緒にするというのは、自分一人だけさせられているという不満がないのか、

宿題をするのもスムーズになります。

また未就学のお子さんにとってもメリハリをつけるきっかけとなりとっても有効です。

みんなでやるっていいですね。

未就学児には点つなぎや塗り絵などその子に合わせたものを準備しております。

 

 

自閉症スペクトラムにはつらい!変更の多い時期…

 

ほかの発達障がいのお子さんにとってもつらい時期ではありますが、

この運動会シーズンは下校時間や授業時間の急な変更が多く、

自閉症スペクトラムのお子さんにとってとってもつらい時期になりますよね。

今年は特に臨時休校の影響で例年よりもイレギュラーが多いんです…!

心づもりのできていないことを強いられるというのは自閉症のお子さんにとって

大きなストレスとなります。

不安を感じパニックになることもあります。

これは脳の偏桃体の働きが弱く不安を感じやすい傾向にあるからです。

また前頭前野の働きも弱いことから状況を理解しにくかったり判断するにが難しい傾向にもあります。

対策としては直前に伝えるのでなくわかった時点で、

本人にとってわかりやすい方法や言葉で伝えることが大切になります。

しかし子どもというのは経験を積むことによって多少の変更にはついていけるようになるものです。

それだけの対応力をつけるために日々小さな変更を入れてあげるというのも大事なことです。

例えば、教室で行っている体操にバリエーションを持たせたり、

たくさんあるものから聞いた情報を頼りに捨選択し動いてもらうサーキット、

フラッシュカード中に急に質問の内容を変えたり、

 

小さな変化や新鮮さを毎日持たせて活動をしています。

一説によれば、

足を使った運動は前頭前野の活性化によい!というものもありますし、

他者と協力をしたという向社会的な感情は偏桃体の活性化によい!なんてものもあります。

体を動かしたり、集団遊びで他者とともに何かを成し遂げるということは

子どもたちの脳・心・体の発達に大きくかかわってくるということです。

 

そしてこういった大きなくくりの中での変化を日々繰り返すことで、

たまにあるイベントなどの大きな変化にも対応できる対応力を磨いていくのです。

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