衣服を畳むのが難しい【吹田市放課後等デイサービス/児童発達支援事業】

2021-02-01

 

こんにちは、吹田市放課後等デイサービス・児童発達支援事業

こどもプラス大阪 2ndです。

 

発達障がいのお子さんの中には、中々自分の脱いだ衣服をたためない子が多くいます。

こどもってそもそも脱いだ物を丁寧にたたむ子の方が少ないですよね。

たたむことはできるけど、たたまない、だけのお子さんがほとんどですが

中には衣服をたたむという行為自体にひっかかりを持っているお子さんもいらっしゃいます。

 

衣服を畳まないまま放置しておくとなくし物にも忘れ物にもつながってしまいます。

衣服を畳む事ができるお子さんは常日頃から脱いだものを畳んで一か所にまとめて置いておくのを

自発的に取り組めるように習慣づけをし、

衣服を畳む事にひっかかりのあるお子さんも練習を兼ねて習慣づけを行っていきましょう。

完璧に畳む事よりも畳んでまとめるという事に意識を持ってもらうようにしましょう。

 

 

畳む事をあまり意識しないお子さんには?

 

綺麗に畳んだ衣服を畳まずにしわしわになった衣服を見せ、

畳む事ですっきりして探しやすい事や着たときにしわが少なくて気持ちがよい事を伝えていきましょう。

また畳んでいない衣服は他の人から見ても雑に扱われがちであるという事を伝えていくようにしましょう。

はじめはなかなか習慣化しませんが、「畳んでから遊ぼう」など声掛けを行うようにします。

地道な声掛けが衣服を畳む習慣への定着に繋がっていきます。

また畳んだ時には「すっきりしたね」「上手に畳めたね」とお子さんのやってよかったという気持ちを

育むような声掛けをしましょう。

 

 

 

畳むのが苦手な子は空間認知力が弱い?

 

衣服を畳むのに苦手を感じているお子さんは空間認知力が弱い傾向にあります。

まずは衣服を広げて袖や裾の位置を一緒に確認しましょう。

構造を理解する事で衣服を畳むスキルがアップします。

厚紙などを背中部分に当てて、袖が重なる所にガイド線をつけたり、色を付けたものを準備すると

視覚的に情報を捉えやすくなります。

タオルや下着、ズボンなど色々な形の物を一緒に畳んでみましょう。

慣れてきたら厚紙を外して繰り返し実践を行ってみましょう。

 

空間認知力を鍛えるには運動遊びが最適です。

フープなどで目印をつけて、指定された所へ先生と一緒にジャンプ。

繰り返し行う事で空間認知力が鍛えられていきます。

 

幼稚園・保育園や小学校…年齢が上がっていけば上がっていく程、

自分のことは自分でできる事が求められていきます。

早いうちから生活動作を習慣化していくのも大切な事の一つです。

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