Posts Tagged ‘コミュニケーション能力の向上’
名前を呼ばれても気付きにくい子【吹田市放課後等デイサービス/児童発達支援事業】
こんにちは、吹田市放課後等デイサービス・児童発達支援事業 こどもプラス大阪 2ndです。
発達障がいのお子さんの中には、自分の名前を呼ばれても気付きにくいお子さんがいます。
とくに自閉症スペクトラムのお子さんによく見られる特性の一つです。
名前を呼ばれても気づかず、そちらを向いたり、返事をしたりしません。
これは人への関心が低い為に、呼ばれたら応えようという意識が低いと考えられています。
何故気付かないのか?
何かに没頭していなくとも自閉症スペクトラムや発達障がいのお子さんは、誰かに呼ばれていても
その呼びかけに対して気付きにくいです。
自閉症スペクトラムのお子さんは人への関心が低く、誰から声をかけられても応えようという意識も同じく低いです。
なので人の声を注意して聞く習慣もないのです。
しかしこれは『気づいていない』だけで無視をしているのではありません。
『聞こえているのに聞こえない態度』をしているのではない事を理解してあげましょう。
また聴覚情報を捉えにくいという特性もあります。
目や耳から入ってくるたくさんの情報の中から、
今自分の必要な情報だけを的確に取り出し、あとの情報を捨てるという選択的注意という脳の働きがスムーズではありません。
要するに沢山の雑音の中から自分の名前を呼ばれている声だけを『聞き分ける』ことができないのです。
気付かせる工夫をしましょう
呼ばれている事は聞こえていても振り返ったり、返事をするべきだという事を理解できていないので、
名前を呼ばれたら返事をするという習慣づけを行う必要があります。
まずは名前を呼ばれている事に気付かせる必要があります。
自閉症スペクトラムのお子さんは、聴覚情報への反応が鈍く、視覚情報への反応が敏感な傾向にあります。
なので背後から声を掛けられると尚更気付きにくいのです。
最初はお子さんの目の前に周り、正面から顔を見るようにして名前を呼びます。
お子さんが呼びかけに対して視線を合わせるなどの反応を見せた場合に褒める事から始めましょう。
褒める事でその行動が強化されていきます。
次の段階が名前を呼ばれた場合にはどのような行動をするのが相応しいのかを理解してもらう必要があります。
視線を合わせる事はできようになれば、手を上げる事を促す。
はじめは手を上げる動作を親が実際に手を触って促し一緒に動かして褒める。
褒める事で行動を強化し習慣にしていくのです。
お子さんが中々反応してくれない場合があると思います。
それでも諦めない事が大切です。
用事があるとき、何かを指示する時、質問をする時などの前に必ず名前を呼ぶようにしましょう。
すると名前を呼ばれた時にこちらの方を見る時がくるかもしれません。
名前を呼ばれたら返事をする、何かしらの反応を返すという行為は
コミュニケーションを取る上での大事な第一歩となる部分です。
諦めずに根気よく続けていきましょう。
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またメールによる資料請求(無料)も行っておりますので、お気軽にご連絡ください。
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吹田、茨木 児童発達支援・放課後デイサービス こどもプラス大阪2nd
吹田市青葉丘北13-1メロディハイム吹田青葉丘2階
TEL:06-6816-1555
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こどもプラス大阪 吹田教室→http://kp-osaka-suita.com/
こどもプラス大阪3rd 江坂教室→http://kp-osaka-3rd.com/
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コロナ休校と役割と発達障がい【吹田市放課後等デイサービス/児童発達支援事業】
こんにちは、吹田市放課後等デイサービス、児童発達支援事業 こどもプラス大阪 2ndです。
猛威を奮っております、コロナウイルスの影響により、
様々な事に遅れなどが出ておりますよね。
本来であれば4月から小学校に通う予定だったお子さんや
一つ上のクラスになり目新しい教室で過ごす筈だったお子さん
新生活がスタートしたんだという実感のないまま時だけが過ぎているような感覚です。
さてこどもプラス大阪の教室では、どのお子さんにもそれぞれ役割を持ってもらっている事があります。
役割を持ってもらう、という事はお子さんの発達の上でとても重要なので、
小集団である放デイ、児発の教室だからこそ必須なのではと思って日々活動しております。
それはもちろんご家庭でも同じ事が言えます。
発達が気になるお子さんと社会性
社会性、コミュニケーション能力…課題としてよく耳にする言葉ですよね。
人は生きていく上で一切誰とも関わらずに生きていくというのはほぼ不可能に近いものです。
何か物を買うにしてもお店に行く、お店に行けば店員さんがいる、
そこで物を購入する旨を伝え、店員さんとやり取りを行い、購入する。
社会性というものが多少なりとも求められてしまう場面となってしまいます。
自閉症スペクトラムやアスペルガー症候群のお子さん、ADHDのお子さんなど
発達障がいのお子さんやグレーゾーンのお子さんは特に社会性やコミュニケーション能力への課題や躓きを抱えやすい傾向にあります.
まずは小さい集団の中で社会性を築く事が大事です。
発達が気になる子に大切なのは「役割を持ってもらう事」
特に自閉症スペクトラムのお子さんは人に対する関心が少ないお子さんが多い為、
自分からグループに属するという事をしようとしない傾向にあります。
なのでまずは一番身近な集団である家族や、放デイ・児発の教室などの小集団で
「集団に属している」「自分はチームの一員なんだ」と意識してもらう事が大事です。
役割を持つという事はお子さんにとって自信にも繋がります。
その内容は何も難しい事でなくとも良いのです。
うちの教室であれば、「おやつやお昼ご飯の前のテーブル拭き」や「消毒」
このお手伝いは結構僕がしたい私がしたいと率先してくれるお子さんがとっても多いです。
ご自宅であれば、順序が決められている物(洗濯をしたタオルをたたむ)や、
炊飯器の炊飯ボタンを押す等の簡単な物からでもかまいません。
役割を持った、役に立った、という達成感が大事なのです。
長く続ける事により尚の事効果を発揮するものなので、
簡単な事やお子さんが興味を示す物から始めていきましょう。
褒める事で伸ばされる自尊感情が発達障がいの子を伸ばす
そして忘れてはいけないのが褒めるという事です。
褒める人は一人でなく、できれば家族全員で褒めるように心がけましょう。
自分が行った事により家族(集団)の全員が感謝をしているという事を伝える事により、
家族に受け入れられている、認められていると感じる事ができるはずです。
お子さんによっては、大きな喜びに繋がる子もいるでしょう。
その集団での居心地が良くなると、安心し安定した生活をおくる事ができ、
問題行動やひっかかりへの改善に繋がる場合もあります。
そして、それが達成感へと繋がっていきいつしか自分の存在価値を認める、
自尊感情へと繋がっていきます。
この時気を付けなければいけないのは、失敗したりお手伝いを忘れたりしても叱らないという事です。
叱られてしまうと萎縮してしまうのです。
「達成感を感じてもらう事」「褒める事」が社会性を伸ばしていくのです。
コロナ休校だからこそできることの一つです
小集団で役割を持ってもらう事ができるというのはこの休校休園の期間だからこそ、できることの一つでもあります。
自宅で過ごす時間が多いと体力を持て余していたり、ストレスを感じてしまったりして、
荒れてしまっているという事をいくつかのご家庭からご相談いただいております。
そんな時だからこそ、役割を持ってもらう事で、
家族というチームの一員なのだという事を意識してもらい、
自尊心を育み、また同時にコミュニケーション能力や社会性への向上へとつなげていきましょう。
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お弁当作り【吹田市放課後等デイサービス/児童発達支援事業】
こんにちは、吹田市放課後等デイサービス/児童発達支援事業、こどもプラス大阪 2ndです。
コロナウイルスの影響で遠出をすることがなかなか難しい状況ですが、こどもプラスの子どもたちは毎日元気に走り回っています。
この日は普段の活動だけでなくみんなで普段食べているお弁当を作ってもらいました。
普段お家では、初めから最後まで自分で作る機会は少ない子どもたちもこの日はみんなで協力して一生懸命頑張ってくれました
何の作業をしたいかを自分たちで決めてもらって年上の子どもたちは年下の子どもたちに教えてあげたり手伝ってあげたりしていて、普段の活動ではわからなかったけどしっかりお兄ちゃん、お姉ちゃんになっているんだなぁって感じます。
パスタもそのままだと食べにくいからと半分に折ってくれたり
ゆでたパスタはそのまま別の子どもに渡してケチャップでナポリタン~♪
「おいしそうな色になってきた~」
お弁当の定番と言えば玉子焼き!
お弁当を持ってきている子ども達は玉子焼きが入っていることが多いので絶対に作りたかったんです。
でも玉子焼きは難しいからきっと失敗してスクランブルエッグになるだろうと先生たちで話してたのに
きれいにくるんっ!
交代でみんなで返してくれましたが先生の期待をいい意味で裏切ってきれいな玉子焼きができました!
そして自分たちのグループのお仕事が終わった後はみんなでおにぎりをにぎにぎ~♪
「見て見て、きれいにできたよ~♡」
そうしてみんなが頑張って作ったくれたのがこちら!
みんなの頑張ってお腹が空いたのかあっという間におかずが減っちゃって写真を撮るのが遅くなっちゃいました
本当はこの後お外でお弁当食べる予定だったんですけど、コロナウイルスの影響で教室で食べました。
今度作る時はみんなで公園で食べようね♪
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