Archive for the ‘子どもの特徴について’ Category
発達障害の子は話下手?【吹田市放課後等デイサービス/児童発達支援事業】
こんにちは、吹田市 放課後等デイサービス・児童発達支援事業、
こどもプラス大阪 2ndです。
「お友達との距離感がわからない。」
「同年代のお友達が少ない」
などお子さんのコミュニケーションに対するお悩みってすごくたくさんあると思うんです。
大小様々な問題があるかと思いますが、
たかだかお友達付き合い…と見過ごすわけにはいかないですよね。
こういった小さな歪から、学校や幼稚園に行きたくない、と引きこもってしまうなどの
二次障害を引き起こしやすいのです。
ADHDの子は『貸して』が言いづらい?
ADHDのお子さんの中には、自分から何かを切り出すのが苦手な子が多いです。
例えば隣のお友達に消しゴムを借りようと思った時に、
借りたいという気持ちが先走ってしまい、つい「貸して」という前に
手が出てしまうのです。
衝動性を抑えるのが苦手だという特性から来ている物ですが、
他のお友達からすれば「急に取られた」という印象を受けやすいのです。
あの子は急に物を取り上げてくるひどい子だ、というイメージがついてしまいます。
自閉症スペクトラムの子は相手の気持ちを察しにくい?
自閉症スペクトラムの子は、相手の表情からその気持ちや、相手の置かれている状況などを
判断する事が得意ではありません。
感じたまま思ったままをそのまま口に出してしまう素直さがあるので、
相手の気分を損ねてしまう事もしばしばあります。
例えば、酷い例をあげると
転んでしまって怪我をして泣いているお友達がいるとします。
すると近づいて
「ねぇ今の転び方面白かったからもう一回やってみて」
と声掛けをかけたりします。
これは何もいじわるで言っているのではありません。
相手が『これを言われたらどんな気持ちになるのだろう?』と予測できないから、
思った事を言っているだけにすぎないのです。
また外見などの事も思ったままに口に出してしまいやすいのです。
こういった事でのトラブルというのは尽きませんよね。
ADHDと自閉症スペクトラムのコミュニケーションの特効薬はSST
こういった時にどういう風に対処をしていくかというと、
おすすめなのがSSTです。
ソーシャルスキルワークと言って、
社会生活を行っていく上で、必要なコミュニケーション術や、
生活術(ソーシャルスキル)を身に付ける為の療育です。
「使っていけない言葉」や「相手を不快にさせてしまう言葉」を知ってもらい、
何かトラブルが起きたらその度に相手がどんな風に感じているのか、
またどんな風に声をかければよかったか等を一緒にお話しして考えたり。
「表情カード」を使って
「これはどんな顔?」とあてっこしたり、
また、普段の遊びの中で「怒ったお顔はどんなお顔?」と問いかけて
一緒にやってみたり、相手の気持ち考える意識づけをしてみましょう。
物を借りる時は「貸して」という事や仲間に入れてほしい時は
仲間にいれてほしい時は「入れて」と言って周りの子の同意を得る大切さを
お話ししてみてください。
発達障害の子は、使い分けが苦手!無理強いはNGです!
定型発達のお子さんであれば、もっと幼い時期に身についている技術ですが、
発達障害のお子さんには、こういった技術の必要性がわからなかったり、
技術を使い分ける事が苦手なのです。
なので、「どうしてこんなのもわからないの?」
などの声掛けは絶対にしないようにしましょう。
こういった事を強制しすぎてしまうと、
お友達と遊ぶ事自体に精神的なストレスを感じてしまう事もあります。
なので無理強いは決してしてはいけません。
この場合はこのような態度が望ましい事やそういった作法がある事を丁寧に説明していきましょう!
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またメールによる資料請求(無料)も行っておりますので、お気軽にご連絡ください。
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吹田、茨木 児童発達支援・放課後デイサービス こどもプラス大阪2nd
吹田市青葉丘北13-1メロディハイム吹田青葉丘2階
TEL:06-6816-1555
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こどもプラス大阪 吹田教室→http://kp-osaka-suita.com/
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調理だって療育になります!【吹田市放課後等デイサービス/児童発達支援事業】
こんにちは、吹田市放課後等デイサービス・児童発達支援事業、
こどもプラス大阪2ndです。
11月になりましたね~。
先日の木枯らし一番もあって、台風の後は寒さが身に染みるようです…。
寒いとどうしても体がカロリーを欲しますよね…。
なので、冬のイベントは私、調理実習を狙っているんです(笑)
11月は惜しくも、イベント企画権をゲットならず…
だったのですが、11月のイベントも楽しいのが盛りだくさんなので、
お伝えできる日を楽しみにしておいてくださいね。
…という前置きはおいておいて。
さてさて、私が何故調理実習が好きか、と言いますと…。
調理実習って実はめちゃくちゃいい療育の一つになるんです!
自閉症のお子さんでクッキング大好きなんですって方結構多いと思うんですよ。
それにもきちんと理由があるんです。
発達障害を持っている持っていないにかかわらず、
料理はこどもの興味を引き立てます。
しかも作業をしている過程がとってもわかりやすくって、
視覚や聴覚、嗅覚、触覚…様々な感覚でその変化を訴えてくれるんです。
努力がわかりやすく、最後にその調理したものを食べる、というのが
何よりの強化子となって、こども達のやる気も引き立たせてくれるんです。
どんな部分に働きかけてくれるの?
料理がいいと言われても、どんな部分に働きかけるの?って思いますよね。
料理は、見本となる大人の動きや食材の様子を目で見る力、
見本の動きを真似する模倣力、
先ほども言いましたが、触覚。
「次はどうするの?」などの問いかけを沢山する事ができるので、
段取りをする力や先を見通す力も養われます。
また味見をしつつ行う事で「〇〇を後少し」など、
自閉症のお子さんが一番苦手とする
「もうちょっと」などの曖昧な表現を実際に感じ取りやすいのです。
「いい匂い」や「おいしい」など感覚的な言葉も引き出しやすいですよ。
当然様々な道具を使う機会にもなります。
包丁が怖いのならば、今は便利な調理バサミがありますよね。
調理バサミも大人と一緒に使う事でコミュニケーションの一環にもなります。
また手を洗うなども促しやすいですし、
何かを焼いている時や混ぜて変化が出る時などは、
「見て、色変わってきたね」などの声掛けもしやすく、
共同注視力を育てるいい機会になります。
また、「次は何だったっけ?」とあえて順序を問いかける事で、
またワーキングメモリを働かせる練習もできますよ。
この様に様々な声掛けのきっかけになるんです!
集団で調理をする利点は共同体験!
でも普通の調理じゃぁ、おうちでもできちゃいますよね。
では何故こういった放課後等デイサービスや児童発達支援事業で
調理実習を行うのか。
それは、こども達が集団でみんなで一つの物を作り上げる事ができるからです。
いわゆる共同体験というやつです。
皆で一つの成功に向かって努力し、その強化子を共に分け合う。
大切な事ですよね。
同じ釜の飯を食う、昔の人は本当にいい事を言いますよね。
どの時代でもそれはとっても大切な事なんです。
毎日のおやつやこうした調理実習等でみんなで食事をする機会を
多く持つ事によっていろんな心が育まれます。
またおうちでは食べなくっても、何故かこども同士で勧め合うと食べることができる。
なんて事も多く、調理実習をきっかけに嫌っていた物が食べられるようになった子もとっても多いです。
良い事ずくめの料理、お家で取り組むものもちろんとっても効果があります。
「うちの子は不器用だから怖い」と遠ざけるのはもったいないですよ。
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こども達は何故ゲームにハマるのか【吹田市放課後等デイサービス/児童発達支援事業】
こんにちは、吹田市放課後等デイサービス・児童発達支援事業、
こどもプラス大阪2ndです。
みなさんはスマホやテレビなどでゲームってしますか?
巷では、ゲーム脳が~とか、脳トレゲームが~とか、
灰白質が多い人がゲームを好きなりやすいだとか、
最近だと実はゲームで注意力や空間認知力が高くなるのだとか、
良い事から悪い事まで様々な噂を耳にしますよね。
私支援員Mも学生の時はハマっていたゲームがあって、
夏休みなんかはゲームばーっかりしてました。
最近も子ども達の口からもマイクラ~とか、マリオメーカー~とか、
よくゲームの名前を聞きます。
先ほども言わせていただきましたように、
良い噂から悪い噂まで、様々な所で話題にされるゲーム。
楽しいのはわかるけれども、長時間のゲームはやっぱり視力が心配になりますよね。
ゲーム好きな子どもってとっても多いと思うんですが、実はそれにも理由があるんです。
努力が認められる達成感!自己肯定を味わえる!
ゲームって一番最初の敵は弱いですよね、だから必ず簡単に倒せるんです。
そうすると子どもたちは「やったあ!」と達成感を味わう事ができるんです。
そしてそのままレベル上げをして、強敵に立ち向かいますよね。
その強敵を倒したら何が待っていますか?
周りの人から伝説の勇者だ~なんて謳われたり、
魔王の持っていた宝物を手に入れる事ができたり、
そうです「ご褒美」が待っているんです。
子ども達はこうした
「努力が認められる」過程に夢中になっているんです。
「僕ってすごい」「私ってすごい」そうやって自己肯定を満たす事ができる、というわけです。
また違った内容のゲームでも同じです。
目的の為に材料を集めて何かを建造する→達成感
オンラインで仲間を作って協力する→団結力
だから子ども達はゲームに夢中になるんです。
じゃぁ、ゲームから離れるにはどうしたらいいの?
そういった達成感や、自己肯定、団結力、創造欲はゲーム以外でも満たせるんだよ、
と子ども達に理解してもらえばいいんです。
もちろん、その中にもたくさんゲーム性を持たせています。
私たち支援員がゲームでいう『魔王』になります。
例えば、集団遊びでも『支援員チーム』と『こどもチーム』で分かれて取り組んだりします。
一人だと強かった敵が、皆でやれば倒せる。とこども達も夢中になってくれます。
また普段の活動の中、特にサーキットなんかでも、
いきなり『逆上がりをしろ!』なんて言っても、
レベル1じゃ魔王に負けて当然ですよね。
だからはじめはレベル1でも倒せる敵である『ワニ歩き』などの動きを用意します。
それをどんどんアレンジして、レベルあげをしていって、
最後に大きな目標を達成する。
もちろんその努力を認める事が何よりも大切なんです。
スモールステップで簡単な課題を設ける、そしてそれを褒める、大切な事なんです。
…といってもゲームから完全に離すっていうのは、難しい事なのですが…。
それでも、こどもの『好き』や『夢中』からヒントを得て、
日々の生活に活かしていくというのは大切な事だと思っています。
こんな風にサーキットの中にドキドキしたゲーム性を持たせるのもいい事ですし。
あとは療育のヒントになるようにと、
こども達とのコミュニケーションの一環として、
みんなの大好きな曲をいっぱいつめてリクエストCDを作ったり、
日々の何気ない事から運動遊びのヒントをもらっております。
目指せ超体感型VR!!
どんなにリアルなVRでも実際の触覚は鍛えられませからね(笑)
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場面緘黙症って?【吹田市放課後等デイサービス/児童発達支援事業】
こんにちは、吹田市 放課後等デイサービス・児童発達支援事業、
こどもプラス大阪2ndです。
人に対して言葉で接するというのはとっても難しい事ですよね。
「おはよう」「遊ぼう」「貸して」「さようなら」
こういった言葉で自分が何かを起こす時に相手と意思疎通を図る事でトラブルを避けていくわけです。
しかしながらお家ではたくさん話すのに、
学校や幼稚園ではまったく話さなくなるって子もいますよね。
そうなると、ただの引っ込み思案かしら…。と思いがちですよね。
確かに、引っ込み思案のお子さんもいるかもしれません。
しかし、中にはそうでない子もいます。
そういったお子さんが抱える障害を
「場面緘黙症」と言います。
場面緘黙症って?
場面緘黙症とは、その名前の通り、普段お家や慣れた環境ではたくさんお話しをしてくれる上、
言語能力もあり、学習面、身体的にも同じく能力はあるのに、
学校や幼稚園など特定の場所ではまったく話せなくなる障害の事です。
社会不安を感じるような場面だとそういった症状が出やすくなります。
選択性緘黙症と言われる場合もあります。
これが原因で中々学校でのグループに入りたがらなかったりし、
学校や幼稚園での生活を苦痛に思う子も少なくありません。
主な原因は脳の「偏桃体」にあると言われています。
偏桃体では本能的な不安や不快など情動をコントロールする部分です。
この偏桃体の働きが弱い為にこの様な不安と感じやすい傾向にあるのです。
人よりも警戒心などが強くなり、
話す事で周りにどう思われるだろうか…などの不安を感じやすくなり「話さなく」なるのです。
そしてそれがそのまま「話せない」に繋がっていき、場面緘黙症へとつながっていってしまうのです。
場面緘黙症は何歳ぐらいででるの?対処は?
場面緘黙症というのは、2~5歳の間に出始めます。
丁度そのぐらいの年齢になると、幼稚園や保育園に行きだすころですよね。
そして幼稚園や保育園などで先生から「お話ししてくれないんです」と言われて、
発覚するパターンが多い、というわけです。
そしてそういった場合、何よりも大切なのは
早期発見・早期対処
です。
緘黙症であるとわかっていつつ、ほっておくとどうなるのか?
その分どんどんと緘黙の症状が重くなっていきます。
場面緘黙症は年齢とともに治っていくものではありません。
そのままにしておくと年齢と共にどんどんと重くなり、
大人になっても場面緘黙症のまま、今度はまったく「話せなく」なる人もいます。
場面緘黙症へのプロンプトや療育とは?
まず大切なのは、「無理に話さないくてもいいんだよ」と本人の気持ちを尊重しましょう。
学校生活に不安を抱えている子は多いです。
場面緘黙症のお子さんは偏桃体の働きの関係で、その不安を強く感じています。
その中の不安を理解する事が何よりも大切なのです。
その次に大切なのが、大人が間に入る、事です。
学校などでは中々難しいですが、
うちのような放課後等デイサービスや児童発達支援事業の教室になると、
こども達の遊びの中に大人が入る事ができます。
その中で鬼ごっこや、ドッチボールなどを行います。
その時に本人が言えない事はまずは大人が代弁をします。
そうしているうちに他のお友達との関わり合いができていくのです。
・私たち大人が本人の気持ちを察して問いかける(関係づくり)
・自分の気持ちを近くの大人に言う
・その気持ちを代弁して他のお友達に言う
これの段階をどんどんと飛ばしていき、最終的には自分で自分の気持ちを、
相手に伝えられるようになっていく様に取り組んでいきます。
もちろん簡単な事ではありません。
とっても時間のかかる事です。
自由時間はこどもを野放しにしている時間だと私たちは考えてません。
活動以外の時間は、大人の見守りのある中で、こども達が小さな社会を築いていく為の時間です。
そしてその関係づくりや社会づくりの為に、
普段行っている活動があるといっても過言ではありません。
その逆もまた然りです。
活動の中、特に集団遊びやサーキットの中の待ち時間が大きくこども達を伸ばしてくれるんです。
学校よりも小さい10人前後の集団、その中のおよそ半数が大人という、
環境だからこそできる事って多いと思っています。
まずは第一歩!私たち支援員との「ただいま」から。
始めは大人と話せる、それだけで十分◎なんです。
そしてそこから「こどもプラス大阪の教室のお友達なら話せる。」
その自信をたっぷりつけて、そこでやっと、
「じゃぁ学校でも話せるかも!」と本人の気持ちが向いていくものなのです。
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勉強についていけない【吹田市放課後等デイサービス/児童発達支援事業】
こんにちは、吹田市 放課後等デイサービス・児童発達支援事業、
こどもプラス大阪2ndです!
小学校に入って、必ず通らなくてはいけないのが、宿題や勉強などの学習。
「うちの子、音読が苦手なんです…」というお悩みを聞く事も少なくありません。
当然そのままにしていても、きっと解決には向かいません。
まずはしっかり何が原因なのか?
など理由や原因を把握する事からはじめましょう。
本人のつまづきはどこから?LD(学習障害)が関係している事も!
当然、つまづき方もつまづく場所も一人一人によって全然違います。
まずはどこで躓いているのかをしっかりと把握していきましょう。
文字を読むには
①文字の形を理解する力
②1行分の文字をしっかり目で追いかける力
③視覚でとらえた文字を音に変換する力
④意味をとらえながら文節に区切って読む力
⑤文章を適度なまとまりでとらえ意味を理解する力
この5つが必要になってきます。
脳の情報処理が不足し、この5つのうちの力のどれかに、
つまづきがあるから、困難として目に見えてしまうのです。
決して本人にやる気がないわけではありません。
またLD(学習障害)やディスクレシアなどが大きかかわっている事も少なくありません。
音読が苦手な子に対しての支援方法は?
①教室では音読の負担を減らしてもらいましょう
→学校の先生などに相談して可能であれば、音読の際の本人への負担を減らしてもらいましょう。
読み間違えが多い子は劣等感を抱えている事が多いです。
クラスみんなの前で音読する事に対して苦手意識を持っている子も多い為、
読む部分を少なくしたり、読みやすい部分を配慮したり、音読ではなく質問に答える形式に変えたりしましょう。
※ですが、苦手ならばやらなくていいという事ではありません※
②読みやすいように教科書に色付けなどを行う
→読み間違えやすい所にはマーカーを入れる、
1行ごとにマーカーで色付けする、
行間に線を引く、
単語や文節ごとに区切って線を引く、
こういった本人の原因に合わせた小さな工夫でも、大きく変わる子も少なくありません。
また音読補助シートを用意するのもよいでしょう。
③文字や言葉に興味を持ってもらう
→音読に苦手を抱えている子は、言葉や文字への興味が希薄になっているケースも多いのです。
言葉さがしゲームや言葉プリント、
普通のカルタ遊びはもちろん、
体を使って遊ぶカルタや、
フラッシュカード、
日々の読み聞かせ、
カルタ要素や言葉の要素を含んだ神経衰弱など、
遊びの中に学習を交えるのもよいでしょう。
もしも兄弟がいるのならば、兄弟も一緒に行うと更に効果的ですよ。
音読の宿題には、根気強く
音読に苦手を抱えている子は必ず宿題にも苦手意識があります。
読み間違えたり、読むのに詰まったりして中々進みません。
そうなると聞いている方もイライラしがちですが、
ここで決して「こんなのも読めないの?」などの言葉がけはしてはいけません。
頑張って読んだ事を、必ず褒めてあげましょう。
「上手に読めたね」「大きな声で読めたね」
「感情がこもってて素敵だったよ!」
根気よく付き合ってあげる事が大切です。
急にはうまくならないものです。
実際うちの教室でも、もともととっても音読が苦手な子がいました。
今となっては音読の宿題もすらすらと読めるようになっています。
そしてそれが自信になったのか、カルタ等の読み札もみんなの前で読んでくれるようになりました。
大切なのは、無理をさせすぎないという事です。
ゆっくりと本人のペースに合わせてあげましょう。
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発達障害と食事における「困ったなぁ」【吹田市放課後等デイサービス/児童発達支援事業】
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こどもプラス大阪2ndです。
秋がやってまいりましたね!!
こどもプラスでも、秋に向けてのイベントを計画中です!
みなさんは、秋といえば何を思い浮かべますか?
読書ですか?芸術ですか??
私、支援員Mは…
もちろん、「食欲の秋」!!!です!!!
(先日の調理実習でも「先生なんかいおかわりするん~!!」ってこども達に怒られました…(笑))
日本には四季があって、その季節によって旬の食べ物がありますよね。
こども達にはその季節に一番栄養価があって一番おいしい物を食べてほしいと思うのが親心!
…しかし、そんなときに気になるのが…
そう、偏食です。
食べる、という事は生きていく上で避けては通れない物ですよね。
だからこそ、お子さんが偏食で決まった物しか食べないとなると気になりますよね。
ついつい、「わがまま言わずに食べなさい!!!!」なんて怒ってしまっていませんか?
発達障害やグレーゾーンのお子さんの偏食には
実はきちんとした原因があるんです。
感覚過敏や、感覚統合の不足から!?
偏食といっても様々です。
自閉症スペクトラムやADHD、LDなどの発達障害を持っているお子さんの中には、
感覚過敏を持っているお子さんが多いです。
これにより、普段私たちが感じている味とは少し違ったように感じているようです。
ごはんをべちゃべちゃと気持ちの悪いものに感じたり、
物によっては苦みを強く感じている事もあるのです。
また固有感覚の弱さから、口の中で咀嚼する力が弱い場合もあり、
とっても固く感じていたり、
繊維質が多い野菜等をいつまでも飲み込む事ができなかったりします。
そんな物を強要して食べされただけでは、食事を楽しむ事ができませんよね…。
じゃぁどうするの?偏食への支援方法!
偏食で栄養失調に陥るというケースは極めてまれです。
どうしても食べられない物は同じ栄養素の物で代用しましょう。
…とは言っても、小学生に上がれば必ずやってくるのが給食です。
毎日12時になれば同じクラスのお友達と給食を食べなければいけません。
せっかくの給食なのですから、少しでも多くの物を食べられるようになって、
その食事の時間を楽しんでほしいと思いますよね。
でもあんまり言いすぎてしまうと、
本人にとって食事が苦痛な物となってしまい、食事をしようとしなくなります。
そうなってしまっては本末転倒です。
ではどうすればいいのでしょうか?
食事というものは楽しい時間です。
偏食を理由に絶対に叱ったり怒ったりしてはいけません。
無理やり食べさせるのではなく、「チャレンジしてみようか?」と提案してください。
食感が苦手ならば、
①「唇にあててみよう」
②「舌にあててみよう」
③「一口かじってみよう」
などスモールステップで取り組んでみましょう。
そして少しずつ段階を進んでいくごとに褒めましょう。
以前お話しさせていただいた鏡の法則が有効です。
苦手な事を頑張っているときは特に笑顔で接しましょう!
また調理法や器を変える事も大切です。
野菜ならば細かくきって柔らかく煮る、とろみをつける等、
色々な調理方法を試してみましょう。
そうすると食べられる事が多いです。
重要なのは「食べられた」と自信をつける事です。
…ですが、学校では調理方法まで変えられませんよね。
そうなった場合は、どうすればいいのでしょうか。
感覚統合を行い、ながぁーい目で支援しましょう!
感覚過敏や固有感覚の不足などが原因になっている為、
偏食を治すというというのは時間がかかる物です。
うちの教室では運動からアプローチする方法で、
感覚統合をしております。
下は3歳、上は小5のみんなで大繩に挑戦!何回跳べるかな!?
これを週1~続ける事で少しずつ感覚統合がされていくのです。
またこういった感覚統合が普段のおやつや調理実習などで力を発揮してくれるんです。
お友達が食べているし、すこし食べてみよう…と
自分から食べてくれる事もあり、
おやつなどで苦手だったたべものを克服している子も少なくありません。
その場の雰囲気という物の大事さを感じさせられる瞬間です。
時間はかかりますが、偏食は努力次第で少しずつ改善していくものです。
無理強いせず、本人のペースを崩さず、取り組んでいきましょう!
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脳の慢性疾患、てんかん!【吹田市放課後等デイサービス/児童発達支援事業】
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てんかんって?
てんかんってよく聞きますよね。
なんとなくはわかるけど、てんかんって何?って方多いと思います。
私もはじめは発作などで硬直したりといった姿を見たので、てっきり筋肉の病気なのかと思っていました。
てんかんは脳の慢性疾患と呼ばれている程、脳と強い結び付きのある疾患なんです。
脳の神経細胞の事をニューロンと言います。
(ミラーニューロンとかよく言いますよね!)
このニューロンと呼ばれる神経細胞が過剰興奮状態に陥いると、
通常の情報伝達ができなくなるのです。
これによりてんかんの発作が起きてしまうというわけです。
そしてこれらのてんかん発作は、
脳の側頭葉(記憶を司る海馬とかある部分です)がてんかん発作が起こり始める部位にあたる事が多いようです。
てんかん発作の種類って?
てんかんの発作、といってもその症状は様々です。
意識が遠のく失神発作や、
表情がぼーっとなり動きが緩和になったりする意識減損発作という物もあります。
また全身けいれんと呼ばれる間代発作というものがありますが、
これにも脱力発作(全身の筋肉の力がふっと抜けて崩れるように倒れる発作)や、
欠神発作と呼ばれる意識はあるのに急に話が途切れてしまったりぼーっとしてしまったする発作などがあります。
特にこの欠神発作は集中力が急に途切れたように見受けられる為、
てんかんの発作であると気付いてもらえないケースが多いのです。
また複雑部分発作と呼ばれる発作は患者にも記憶障害が見られる事もありますし、
特に強直発作と呼ばれる発作は、突然意識を失い、
呼吸などがとまり激しく倒れる為にケガをする事もさせる事も多いのです。
自閉症の約15%がてんかんを合併している
甘くみてはいけないこのてんかんという疾患は、
自閉症の方の役15%が伴っています。
たとえ発作が起こっていなくとも、
自閉症のお子さんの約半数程にてんかん特有の脳波の異常が見られているのです。
怪我をする事もさせる事もあるてんかん、その補償は?
とつぜん発作が起きてしまうてんかん。
ミクオロニー発作のような、寝付きの際や寝起きの際に出やすいと
わかっていればまだ対処もしやすいですが、
常日頃ずっお子さんのそばにいれるわけではありません。
たとえそばにいたとしても急な強直発作などで転倒してしまい
本人はもちろんその周りにいた人もケガをしてしまうおそれがあります。
そういった場合問われてしまうのは、責任問題や、補償問題。
しかし、てんかんやその他の発達障害などの診断があると、
中々入れる保険っていうのは少ないですよね。
ですが、ぜんちのあんしん保険であれば、
病気・怪我はもちろん個人賠償責任補償などもついてあります。
本人の怪我はもちろん、周りの人に怪我をさせてしまう事も不安ですよね…。
怪我以外にもそばにいた誰かのメガネ等を壊してしまう場合もありますし…。
いつ起こるかわからないもしも、の時の為にこういった備えも必要ですよね。
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。運動会における自閉症・ADHDのお悩み【吹田市放課後等デイサービス/児童発達支援事業】
こんにちは、吹田市 放課後等デイサービス・吹田市 児童発達支援事業、
こどもプラス大阪2ndです。
台風が過ぎ去って、夜は少しだけ涼しくなりましたよね。
秋って感じがします♪
さて、秋になりますとこども達にとっての一大イベントがありますよね!
そう、運動会です。
みんな運動会のダンスの曲の話で大盛り上がり。
支援員に少しだけダンスを見せてくれたりします。
でも、そんな運動会ですが、楽しみな反面こども達の中には、
大きなストレスになる事もあるんですよね…。
ADHD特有の前頭前野、尾状核の弱さから…
運動会シーズン真っ只中!
様々なストレスや疲労を蓄積させたこども達のイライラって、
どうにも抑えきれない物がありますよね。
ものすごく毎日を頑張っているだけに、些細な事でカッとなったりしやすいです。
その上当日なんて、
運動会の競技ともなると、勝敗がわかりやすい為、
勝ち負けにこだわる子にとってはつらい物があります。
また校内、園内の全員でうごく行事ですから、
当然全てが予定通りにとはいきません。
そういった事でパニックを起こしたりしやすいですよね。
運動会が終わってからも、次は運動会の練習のある生活に慣れきってしまう為、
今度は練習がない事にイライラしてパニックになったり…
こどもの成長にとってはなくてはならない行事ですが、
悩みは尽きませんよね…。
特にADHDのお子さんは前頭前野や尾状核の弱さから、
ワーキングメモリや集中力が弱く、
目まぐるしくスケジュールが変わる運動会にはどうしても対応しきれない傾向にあります。
また自閉症特有の偏桃体の弱さからも…
自閉症の脳の働きの特徴としては、偏桃体の弱さがあげられています。
この偏桃体が弱いと、どうしても不安な気持ちをコントロールしきる事ができず、
急な予定変更や通常の授業と違う運動会のスケジュールに対応しきれないのです。
不安な気持ちをコントロールできないまま、どんどんとスケジュールが進んでいくので、
そう考えるとパニックになる気持ちもわかりますよね。
パニックになるのはどうして?前頭葉の弱さが関係?
上記のADHDのお子さんや自閉症のお子さんが抱える原因と
そして前頭葉の弱さから感情のコントロールをする事ができずに、
パニックになる連鎖が起こってしまうのです。
パニックになると自傷はもちろん他傷もありますよね。
勝ち負けでカッとなって相手を傷つけたり、
状況判断ができなくなって自分を傷つけたり、
運動会だけでなく学校生活や幼稚園・保育園生活の中では、
ずっとお子さんにつきっきりでいれるわけでありません。
そうしてお子さんが怪我をしてしまうのは一番心配ですよね。
発達障害をお持ちのお子さんが事故を起こしてしまったら…?
そういった事故はもちろん未然に防ぎたいものです。
ですが、上記のような運動会はもちろん、普段の生活の中では
ずっとお子さんの周りに必ず大人がいるとは限りません。
そういった中でパニック等で自傷や他傷が起こってしまっても、
保証してくれる保険って中々ないんですよね…。
最近はそういった発達障害や知的障害をお持ちの方の為の保険も出ているらしいんですよ。
こういった保証があると安心ですよね。
もちろん未然にふさぐ努力が一番大切です。
ですが、万が一という事もありますので、
起こってしまった後の為の備えもまた必要な事なのかもしれませんね。
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吹田、茨木 児童発達支援・放課後デイサービス こどもプラス大阪2nd
吹田市青葉丘北13-1メロディハイム吹田青葉丘2階
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朝礼も運動会も、大嫌い!【吹田市放課後等デイサービス/児童発達支援事業】
こんにちは、吹田市放課後等デイサービス、吹田市児童発達支援事業、
こどもプラス大阪2ndです。
夏休みも終わりまして、いよいよ体育祭の時期ですね。
うちの教室の方にも体育祭に関わる様々なお悩みが寄せられています。
その中でも意外に多かったのが、「整列」に関するものです。
幼稚園や保育園に通っているお友達はもちろんの事、
小学生になれば、朝礼や体育の授業と何かと「整列」が付きまとう物ですよね。
でも発達が気になるグレーゾーンのお子さんや、
ADHD、LDなどの発達障害のお子さんだと、
中々言われた通りに整列するっていうのは難しいものです。
たとえ大人であっても、並ぶのってなーんか面倒なんですもんね。
頭ではそうわかっていても、いざ体育祭や発表会で目の当たりにすると、
「よその子とうちの子、比べてみると、うちの子だけ並べてない!?」
なんて気になって自信をなくしてしまうのが親心!
では整列が苦手な子には、何が関係しているのでしょうか?
状況判断が苦手?パーソナルスペースが狭い?多動性?
その原因は様々です。
特にADHDなどの発達障害のお子さんであれば、状況判断も苦手なので、
中々指示通りにとはいきませんよね。
怠けているわけでもふざけているわけでもないので、
むやみに叱ってもあまり意味はありません。
なのでその原因を突き詰めていきましょう。
よくあるつまづきポイントとしましては、
・じっと並んでいる事ができない
→多動性が関係していたり、人が多い所が苦手なのかもしれません。
・そもそも並ぶ事ができない
→整列の順番が覚える事ができない、先生の指示が入りにくいのかもしれません。
・自分と周りの人との位置関係が理解できない
→パーソナルスペースが狭い、人が密集しているのが苦手、ふらふらとしてしまってぶつかる、などなど色々原因があります。
背の順・名前の順など並び方も様々なバリエーションがありますよね。
発達障害のお子さんは特に状況判断が苦手だと言われいます。
その為先生が急に
「1組2組で分かれてこっちの列が男子・こっちの列が女子で背の順で並びます!」
なんて言っても、状況判断が苦手な上に複数の言葉が合わさった文を理解するのも苦手なので、
すぐに動く事ができないのです。
本人にやる気はあって、でも言われている事が理解しにくくって困っているだけなのに、
「あの子は不真面目だ」なんてとられるのはつらいですよね。
とくに小学校低学年、未就学児のお子さんとなると、
丁寧に一つ一つ説明して大人がそばについてあげる必要があるんです。
整列が苦手な子へのプロンプト(支援)
・長時間の場合は無理に並ばせるだけでなく、定期的なガス抜きを!
多動性のある子がじっと並んでいるというのは本人にとってすっごく頑張ってできている事なのです。
そんな子が長時間となると、当然ふらふらしたり、大きく動いて列を乱してしまったり…
と周りの子にも影響を及ぼす事があります。
そういった場合には無理をさせるだけでなくて、一度列を離れてガス抜きを行う事が大切です。
すこし移動してまた列に戻すのを繰り返し、少しずつガス抜きの回数を減らしていきましょう。
・その都度声掛けを行いましょう!
本人の判断に任せて整列してもらうと、状況判断能力の弱いお子さんだと、
うまくいかない事があります。
そういう子は全体指示も中々入りにくいので、近くによって具体的に指示を出しましょう。
どこにどの並び方でいつまで
これを明確にゆっくりと説明する事が大切です。
・色々な並び方を実践してみましょう!
「小さく前へならえ」「右にならえ」と急に言われても中々さっと動けません。
なので体育の授業でももちろんですが、おうち等でもお子さんと一緒に色々な並び方を実践してみてください。
背の順、名前の順などをできるなら家族でやれば、コミュニケーションにもなりますし、
時間やルールを決めてゲーム性を持たせると、お子さんも楽しんでやってくれます。
集団生活の中で並ぶというのはつきものです。
その整列に躓いてしまうと、どうしても、
「集団行動なんて嫌いだ…」と考えがちです。
なので早いうちから、無理のない程度で時間をかけて行う事が大切です。
先日驚いたのが、
待機場所で大人がいるとはいえ綺麗にこんな風にこども達が並んでいてくれた事です。
その他も、サーキットなどでも
こんな風に大人が間に入らずとも自分たちできちんと綺麗に並んでくれていました。
まずは楽しい事の為に自主的に1列で順番待ちをする、から初めてそれができるようになれば
遊びをするときに一列で並んでみる、そしてそれができたら今度はいよいよ本番、学校で!
と段階を踏んで取り組んでいきましょう。
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吹田、茨木 児童発達支援・放課後デイサービス こどもプラス大阪2nd
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毎日の運動療育で切り替えられる脳へ【吹田市放課後等デイサービス/児童発達支援事業】
こんにちは、こどもプラス大阪2ndです!
うちは放課後等デイサービスと児童発達支援事業をさせいただいている
青葉丘にある教室です!東山田・南山田・穂積のお隣の地区です!
同じく吹田は南千里、佐井寺地区のお隣さん、五月が丘にございますのは、
こどもプラス大阪吹田教室!
うち姉妹校となっております。
運動療育に特化し、切り替える脳を育てる教室です!
うちの教室の特徴としましては、第一に切り替える力を養う教室です。
切り替える力を養うといっても、
色々な方法がありますよね。
例えばSSTの中にも切り替える力を養う方法はたくさんあります。
しかしうちの教室は、運動療育からアプローチさせいただいています。
運動療育で感覚統合する事で!?
運動遊びの中で重要になってくるのが、感覚統合です。
感覚統合と申しますのは、聴覚・視覚…などの五感はもちろんの事、
前庭感覚や固有感覚などもあります。
また逆さ感覚や回転感覚、なんていうのもありますよね。
この感覚の不足や違和感を、たくさん身体を動かす事で、
改善してゆくというのが感覚統合なのです。
では感覚統合が不足していると何が起こるのか…。
それは、
じっと着座できない、鉛筆をちゃんと持つ事ができない、
手が出やすくなる、手先が不器用、
偏食が多い、言葉の発達が遅れてしまう…
もう言い出すとキリがないんです!
なのでこんな風に
マットの狭い中を抜けていく事で、
固有感覚(筋肉の動かし方)・空間認知力・懸垂力を鍛えます。
また後ろのお友達の様に前のお友達の番が終わるまで待つ!
という事もとても大切です。
楽しんでこちらが止めるまで何とも挑戦してくれています。
楽しい中でも「終わりだよ」と声をかけると、
平日のお友達はびしーっとおしまいしてくれます。
はじまりとおわりときちんと切り替えられるというのは凄い事ですよね!?
(まぁ、こども達の状態によっては全然だめな時もあるんですけど…(笑))
「わー、すごーい!」
たくさんの人に褒められるというのは、一番こどものやる気に繋がるのです。
そして感覚統合を行うと同時に身体を動かす事で、一度脳を興奮状態にするのです!
動(感覚統合)→静(フラッシュカード)で切り替えられる前頭前野へ
うちの毎日の活動は運動療育だけではありませんよ!
フラッシュカードや読み聞かせなどの静かな活動も行っております。
これを毎回繰り返す事で、
運動遊びで一度脳を興奮状態にして、
静かな活動でその興奮を抑制する練習をします。
ここ最近の若い子のキレやすさが問題になっていますよね。
その原因の一説の中には、
「脳が興奮と我慢を上手に操れないから」
だと言われているものもあります。
公園でもやれ「ボール遊びは禁止」だの公園の遊具の相次ぐ取り壊し、
その上発達してゆくゲームの技術ゆえに、こども達が外で身体を動かして遊ぶ機会は減りました。
身体を動かして脳を興奮状態にさせる事がなくなったので、
脳を抑制する機会もぐっと少なくなっているんですよね。
これにより、とっさの時に脳の興奮や怒りを抑えきる事ができずに爆発し、
行動出てしまう、という事です。
フラッシュカードや読み聞かせを行うのは
何もフラッシュカードを正解する事が目的ではありません。
沢山動いた後にその興奮やアドレナリンを鎮める練習をする為に行っています。
アドレナリンを操るのは前頭前野です。
その前頭前野は運動、特に脚の筋力を動かすと鍛えられるという説もあります。
前頭前野を活性化させたのちにその前頭前野でぐっと抑える。
これを繰り返す事で、切り替える脳を育んでいます。
こういった切り替える脳を育む事は、
一朝一夕にとは中々いきません。
何度も言っておりますが、繰り返し行う事が大切なのです。
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