Archive for the ‘子どもの特徴について’ Category

長期休暇と生活リズム【吹田市放課後等デイサービス/吹田市児童発達支援事業】

2017-05-15

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こんにちは、吹田市 放課後等デイサービス・吹田市 児童発達支援事業、

こどもプラス大阪です。

最近、利用していただいている保護者の方や、

新たにうちのご利用を考えてくださっている方からの、

「夏休みの利用について」のお問い合わせをたくさんいただいております。

みなさんすごく熱心ですね~!びっくりしました。

去年の夏休みは、吹田教室・2ndともにたくさんイベントをさせていただいた事もあってか、

普段よりもぐっと利用が多かったです。

夏休みは一日保育になり、こども達同士が触れ合う時間もぐっと長くなる上に、

運動療育をさせていただける時間も長くなり、丁寧に支援をさせていただいております。

また校外学習や調理実習等のイベントなども充実している為に、

日数を増やしたいというご希望をいただいているようです。

それと共に多くの方は、

『長期休みでの生活リズムの乱れ』に不安を抱えているようです。

 

 

発達障害と睡眠障害

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発達障害をお持ちのお子さんの中では、

中々寝付きが悪い

昼夜逆転しやすい

等の悩みを持っている子がいます。

夜更かし気味で、

両親に隠れてこっそり深夜に一人でテレビを見ていた、なんて事例もあるようです。

では何故、発達障害を持っているお子さんは睡眠障害を抱えやすいのでしょうか?

その原因は、ADHD注意欠陥多動性障害)等の発達障害の特徴でもある、

脳の働きも大きく関係しているのです。

ADHDの特徴の一つである、前頭前野の働きが弱い為に、

行動の切り替え計画性を持って行動する事ワーキングメモリ等の機能に

苦手を持っています。

切り替えられないという点で、

体が疲れていても、脳を睡眠モードに切り替える事ができません。

また好きな遊びをダラダラと続けてしまい、さらに眠るタイミングを逃してしまいます。

ワーキングメモリの働きが弱く、計画性を持って行動する事に苦手を持っている為、

「明日は○○があって○○時に起きなきゃいけない」

「○○時に起きる為には、○○時までに寝なくてはいけない」

といった感じで寝ようと意識して布団に入る習慣があまりない傾向にあります。

また、体を動かして遊ぶ機会が少ないと、体が疲れていない為に眠れないといったケースもあります。

夏休みや冬休み等の長期休暇は、ただでさえ「学校に行く」という毎日のルーティンがない為に、

早く起きる必要性も、早く寝る必要性も本人達にとっては感じにくいようです。

また服薬している薬の副作用によって寝付きにくいといった場合もあるようです。

 

早く眠る為には?

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・早起きで早寝の習慣をつけましょう!

早寝早起きと言っても、何か目的の為に事前に何かをする事が苦手なのですから。

早く起きる為に早く寝るというのは発達障害をお持ちのお子さんにとってはとても難しい事になります。

なので、前の日の晩はどれだけ遅くても、

「早起き」にして夜いっぱい疲れて

「早寝」する習慣をつけてもらえばよいのです。

夏休み期間になりますと、一日保育となり、

お迎えの時間は大体9時前後からになります。

その為には普段学校に行くのと同じぐらいには起きなくてはいけませんので、

自然と早起きになります。

早起きをして、朝に大好きな物を朝ごはんとして出してあげるとなお効果的なようです。

日曜日のヒーロー物の番組が7時半に始まるのも同じ原理で、

楽しみがあるとこども達は自然と早く起きてくれます。

その為に長期休暇は定期的にプールや工場見学等の校外学習も入れさせていただいております。

 

・日中に体を沢山動かしましょう!

家の中にいるとどうしても遊びが着座での物に偏りがちです。

室内でサーキットや鬼ごっこ等の集団遊びや、

集団で外遊びをしたりすることにより、体が疲労を感じて、

夜早く寝付くようになります。

また太陽の光を十分に浴びる事で交感神経を活発し睡眠物質を多く作り出します。

 

 

こういった事から、朝早く起きる習慣をつける為に

長期休暇は多く使いたいという保護者の方もいらっしゃるみたいですね。

 

また感覚統合も反復学習として、一週間の間に来ていただく日数を2日3日と増やしていただく事で、

更に効果が発揮されますので、

長期休みを狙っている方は非常に多い様です。

 

 

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授業中のお悩み【吹田市放課後等デイサービス/児童発達支援事業】

2017-05-08

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こんにちは、吹田市放課後等デイサービス・吹田市児童発達支援事業

こどもプラス大阪2ndです。

昨日までで長かったGWも終わってしまい、今日からはまたいつも通りの平日が戻ってまいりましたね。

子ども達も朝からでなくお昼、学校や幼稚園・保育園が終わってから登所する日々に戻りました。

さてさて私達が子どもたちと活動している中で気になる事が最近見つかりました。

静かな活動中に、集中力が持たない子がちらほら…。

新学期になったばかりで疲れている子が多いのかな?

新しいお友達が増えたからかな?

等全体的な原因はいくつか予想はついているのですが、

こういった私達が短い活動の中で感じている事は、

保護者の方からは相談として受ける事がとっても多いです。

お話しをうかがってみると、

「学校の授業に中々集中できてないみたいなんです」

と保護者の方もお悩みのご様子でした。

特に先月に1年生になり、

放課後等デイサービス利用に切り替わったご家庭からそういったお話しを聞く事が多いです。

しかし、偏に「集中できない」といっても

その原因は一人一人違い様々です。

まずはいつもの「ABA」からその原因をいくつか探ってみましょう!

授業への集中力がない

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授業中にじっとしている事が中々できなかったり、注意力が散漫だったり、

まったく違う事を考えていたり、その原因や行動には様々な理由があります。

しかし、声掛けや環境を変える事によって改善される事があります。

 

行動パターンを分析する

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まずはその子がどんな事で集中力を欠いているのかを見極めましょう。

・机や椅子をガタガタさせる

落ち着きがなく動いてしまって机や椅子ガタガタしてしまいます。

これによって、周りのお友達からの反感を買う事もあります。

・ちょっかいを出す

周囲の子に衝動的に話しかけたり、ちょっかいをかけたりします。

注意を引こうとしたりと悪気があるわけではありませんが、

これもまた周りの子との溝を深めてしまう結果に繋がる場合があります。

・別の事に気を取られている

外の景色や廊下から聞こえる音、また教室内で聞こえる別の音等、

授業から関係のない事へ関心が向いてしまっている為、

先生の話を真剣に聞く事ができていない状態です。

 

集中できないのには、理由があるんです!

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授業に集中できていないのは決して反抗心や本人の怠惰からではありません!

発達障害の特性からくる物なのです。

・環境に左右されている

窓際や廊下側は非常に環境に左右されやすいです。

物音が聞こえたり、外の気配を音や視覚でとらえてしまったりするので、とても気が散りやすいのです。

・近くにも落ちつきのない子がいる

前後や隣の席のお友達も大きく関係しています。

お互いにちょっかいを出し合ってしまったり、

その子が立てる物音に反応してしまったりします。

・課題が難しい

プリントやテスト等が難しくて中々取り組めないといった場合もあります。

このような場合どうしていいかわからずそわそわしてしまいます。

不真面目だと誤解されやすい傾向にあり、本人の自信や意欲を喪失する原因となる場合が多いです。

・先生の話についていけていない

指示や説明が難しく理解できずにいると関心が持てなくなったり、

集中力が途切れやすくなったりします。

他の子どもには理解できる内容であっても、本人にとっては難しい場合もありますので、

説明の仕方を工夫してあげる必要性があります。

また口で説明しても中々飲み込みにくい子もいますので、

そういった子には視覚等を使って別のアプローチをしかけてみるとうまくいく事も多々あります。

ではどうすればいいの?

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こういった学校での問題を、私達や保護者が支援する事は難しいです。

しかし、そういった事をほんの少しでも軽減したり、

学校の授業の中で集中している時間を数分でも増やしたり

先生の話を聞きやすくなったり、

微々たる所からではありますが長い時間をかけて改善していく事は可能です。

まずは状況判断をする材料を感覚統合によって養ってあげる事も重要です。

 

集中力に欠けているのであれば、

普段から興奮抑制の訓練を続ける事によって、

そういった悩みが解決される事があります。

学校や私生活の中でも常に脳の中では興奮→抑制の繰り返しなのです。

休み時間(興奮)→授業中(抑制

楽しい時間(興奮)→時間になったからおしまい・帰宅(抑制

このメリハリのある生活を大人が手助けして、

聴覚情報だけでなく視覚情報や実際に体を動かしながら、

経験していく事でメリとハリのついた生活が身についていきます。

集中力を上げる事にももちろん期待できます。

また感覚統合を続ける事によって、机をガタガタ言わせたり落ちつきがなかったりするのも改善される事があります。

前庭覚固有感覚が弱いと、自己刺激のために前後に揺れたり

だらりと姿勢が悪くなってしまったりします。

そういった事を少しでもなくすためにその子にあった方法で感覚統合をしていくのがとても効果的です。

一人では中々集団行動できなくとも大人が入れば

集団行動や全体指示が聞けるようになっていきます

 

まずはその子にあったレベルや支援方法を知るために、原因を知るという事が大切なのです。

 

 

 

 

 

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「体育」の授業への悩み【吹田市放課後等デイサービス/児童発達支援事業】

2017-04-25

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こんにちは、こどもプラス大阪2ndです。

新生活はどうでしょうか?

環境が変わりそれがいい切り替わりや刺激となり以前よりスムーズに進んているご家庭もあるでしょう。

また環境が変わり様々な困難を抱え悩んでいるご家庭もあるでしょう。

新一年生のお子さんがいらっしゃるご家庭は、

特にこの時期は学校から帰ってきたお子さんの表情が気になるのではないでしょうか?

国語、算数、せいかつ、ずこう、体育…

様々な授業があり、45分間もの長い時間座って集中するというのは、

発達が気になるお子さんにとっては難しい事です。

大人でも45分間集中するのは中々大変ですからね…。

そんな様々な授業がある小学校。

その授業の中でも特にうちの教室に通っていただいている利用者さんの中で、

悩みを抱えている方が多いのが体育の授業です。

 

・「先生の真似ができないんです」

・「体育が嫌いで体育のある日は行き渋りがあるんです」

・「体の使い方が周りの子と違うんです」

 

など、それぞれ悩みのポイントや種類は違います。

もちろん、同じように理由もそれぞれ違います。

まずは何故そのようになるのかを考えていきましょう。

 

 

何が原因?

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体育が嫌い、運動が嫌い!なんていう子も何もまったく理由がなく嫌いだと言っているわけではありません。

そこには必ず理由があるものです。

まずはしっかりとその理由を突き止めましょう。

 

・ボールを使った運動が苦手

①ボールを目で追えず取り損ねる・蹴り損ねる

位置関係を把握する空間認知能力

この場合は得に視覚認知能力が弱い為、

ボールとの距離感をうまく掴めないようです。

しっかりと見る力が育っていないと、どうしても取り損ねたり・蹴り損ねたりします。

また恐怖心から途中で目を閉じてしまい、中々上手にキャッチできない子もいます。

②恐怖心がある

平衡感覚が弱く、距離感がつかめない為に迫ってくるボールに対して

恐怖心を覚えやすい傾向にあります。

またボールがぶつかってしまった時に痛かった経験等から、

ボールを扱う事自体を避けるようになってしまいます。

③遠くに投げる事ができない・蹴る事ができない

苦手意識がとても強かったり、周りからからかわれた経験があると、

ボールを使った遊びに入ろうとしなくなってしまいます。

 

・走るのが苦手

①バランスが崩れて上手に走れない

平衡感覚が弱いと片足で立つ際に中々安定しません。

また、走る時にはどうしても片足になってしまう為、結果まっすぐ走る事が困難になります。

また着地の瞬間にきちんと足首等を使っていないとバランスを崩してしまいやすい傾向にあります。

ボディイメージの弱さから体に変な力が入ってしまうのも原因の一つです。

②障害物に気付かず躓いてしまう

ADHDに限らず、注意力散漫な特性がある子は少なくありません。

前を見て走る事ができていない子もいます。

また視覚平衡感覚の弱さから空間認知能力が弱く、

物との距離感が中々つかめない傾向にあるようです。

③よく転んでしまう

バランスの悪さや前を見る事が中々できていないと、よくこけてしまいます。

こけてしまった際に大きな怪我につながる恐れもあります。

また一度でもそういった恐怖心が芽生えると走る事から逃げるようになります。

④様々な走り方ができない

まっすぐ走る事はできても、蛇行走行やスキップが苦手な上に

ワーキングメモリなどの記憶力の弱さからルールを中々覚えている事ができず、

鬼ごっこ等の走る集団遊びに入れないといった場合もあります。

 

・人の動きを真似する事が苦手

①相手の動きを見て真似る事ができない

ミラーニューロンの働きが弱い為に見て覚える、見て学ぶが難しく、

指示通りに動く事ができない。

②動きは理解していても模倣して動く事ができない

固有感覚が弱く、ボディイメージが形成されていない為に

筋肉や骨を動かす際にうまく調整できずに、

体をどう使っていいのかがわかりにくく、

ダンス等を模倣する事ができない。

 

 

どうすればいいの?

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・まずは感覚統合を!

第一に大切なのが感覚統合基礎を築く事です

基礎がしっかりとしていないと、第2、第3の発達が次々と遅れてしまい、

学習面や運動面だけでなく生活面にも影響が出るというのが感覚統合の考え方です。

基礎感覚である視覚聴覚触覚平衡感覚固有感覚前庭感覚を養う事により、

ボディイメージや空間認知能力が形成されていくのです。

 

・運動連鎖をスムーズに!

ボールを投げる、蹴る、といった動作が苦手な子は運動連鎖がスムーズにいっていない事が多いです。

運動連鎖とはその動作に対して決まっているパターンの動きを体が行う事を言います。

この一つ一つの動きをかみ砕いてシンプルにまとめる事により、スムーズになります。

投げるという動作で大切な事は、重心移動です。

お相撲さんのしこふみをしながら、「どす」で振りかぶって「こい!」で投げる、

等こども達がイメージをつかみやすいようにかみ砕く事で、運動連鎖をつかみやすくなります。

 

・到達目標を下げる

「転がしたボールを受ける」等本人にあったレベルに合わせてスモールステップで、レベルをあげていきましょう。

できない事を無理に押し付けるのではなくて、できるを増やしてあげると自信につながります。

 

最初はうちの教室にきても運動遊びに中々参加しようとしない子もいます。

うちに慣れてきて「こどもプラスなら運動に参加できる」になり、

それが自信につながって長い時間をかけてやっと、

学校に授業にも参加できるようになった子もいます。

「運動嫌い」になるのは一瞬ですが、苦手や嫌いを克服するのは、時間がかかる物なのです。

 

 

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パニックへの対応策【吹田市放課後等デイサービス/児童発達支援事業】

2017-04-20

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こんにちは、こどもプラス大阪2ndです。

うちに通っているこども達の中にはパニックを起こす子もいます。

学校や幼稚園などの集団の中で生活していく上で、自分の要求が通らない事は日常茶飯事です。

そんな中パニックを起こしてしまい、周囲に対しての他傷行為に出てしまったり、

物を投げてしまったり、床に寝そべって泣きわめいたり…

そういった行為により周りは困惑してしまいます。

「○○ちゃん怖い…」といって次からはお友達が遊んでくれなくなる…なんて事も少なくはありません。

しかし、そのパニックには必ず理由があります。

 

原因となる「不適応状態」を探ろう!

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まずは以前お話しさせていただいたABA応用行動分析)の考え方の基本である、

「何故このような行動に出たのか」とその子の気持ちを引き出してあげるのが大切です。

・本人にとって耐えがたい刺激を受けている。

→感覚過敏によって工事の音や、動物の鳴き声、他児童の泣き声等特定の音によりパニックが生じる事もあります。

また何かに触れた感触が耐えられなかった、等もあります。

・急な予定変更に対して対応できていない。

→時間割が変わってしまう、直前の予定変更、天気により予定がつぶれる等。

先が見通せなくなり不安を感じてしまうようです。

・環境の変化に対して不安を感じている。

→大人から見れば微々たる変換(本の位置が違う等)でも不安や違和感を感じています。

丁度今ぐらいの時期は多いです。

新学期は荒れる子が多いですよね~。

・自分の要求やこだわり通らなかった。

→「もっと遊びたかった」や「競争で一番がよかった」等。

言葉で通じ合う事が苦手な為に、要求が通らない理由がわからず、

納得ができないままパニックになっている場合もあります。

 

その他にも、お友達に嫌な言葉を言われた事がきっかけになるケースもありますね。

様々な理由があってパニックになっているようです。

 

ではなぜその様になるのか。

それは発達障害の特徴でもある、「偏桃体」の働きの弱さにより、

感情のコントロールが苦手であったり、不安を感じやすかったりする事が関係しています。

そして、予定が変わってしまうと先の見通しがまったくつかず、

不安になりパニックを起こしてしまうのです。

また感覚過敏も大きな要因の一つです。

 

実際に以前支援させていただいていたお子さんで、

送迎の時間はいつもと変わらないのに、冬になり空が暗かった事が

不安を煽り

「ママ(の所へ)行くの?行くの?」とパニックになってしまった事がありました。

大人でも冬になり、夜が早まると、なんだか急いで帰らないとなぁという気持ちになりますもんね。

発達障害を持っている児童は、少し不器用で生真面目なので、

色々な事で引っかかってしまうようです。

 

どう対処すればいいの?

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その場での対応をする場合は、とにかくパニックを治める事が大事です。

 

・冷静に対処する。

つられて一緒になって興奮しないように心がけましょう。大きな声や、周りの動揺はさらなるパニックを引き起こします。

声をかけるときは落ち着いた低い声で接するようにしましょう。

 

・周りから隔離してあげましょう。

他傷行為や物を投げたり、他の人に唾を吐いたりする子がいます。

周りの人に怪我をさせてしまう恐れもありますし、心配して人が集まると更に不安になる事もあります。

周りに被害が及ぶと、本人にとっても心の傷になりますし、

被害にあった周りも本人への見方が大きく変わってしまいます。

可能であれば別室に移動させてクールダウンさせてあげましょう。

視界からパニックになった原因の物をはずしてあげる事により冷静さを取り戻す場合もあります。

それが難しい場合は周りに声かけをしてなるべく離れてもらいましょう。

 

・構いすぎはNG!?

あまり構いすぎるのも逆効果と場合もあります。

構ってほしくて無理に泣いたり、大声をあげたりしてしまう、なんて事もあります。

かといってほったらかしにすれば自分の話や要求を聞いてもらえず長引く事をもあります。

本人にとってもつらい物であるパニックは長引けば周りも落ち着かなくなります。

見極めが難しくはありますが、本人にあったタイミングで支援しましょう。

 

・力で押さえつけない。

強い力で押さえつけたり拘束したりすると、刺激によりさらなる興奮材料となって、

パニックを長引かせる場合もあります。

触られるのを嫌がる子いるので、そういった場合は見守る形を取りましょう。

しかしながら、見守るだけだと、周りの人を叩いたり、唾を吐いたり、

物をなげる事によって本人が怪我をしてしまう事もありますので、

必ず触ってはいけない、というわけにはいない場合もあります。

 

・自傷行為の被害を少なくしましょう。

頭を打ち付けたり、自らの指を噛んだり、自らを殴ったりする子もいます。

そういった場合は打ち付ける箇所にクッションをはさんであげたり、そっと手を添えてあげましょう。

自らを殴る子には変わりにクッションを殴らせる等も必要です。

 

・パニックがおさまったら褒める。

本人が落ち着きを取り戻した場合は、すかさず褒めてあげましょう。

「自分で落ち着いたやん。えらいね。」

「前より時間が落ち着くの早くなってるで。すごいやん。」

こういった言葉がけがとっても大切です。

また「○○がいややったんやろ?」などこどもの気持ちを代弁してあげるようにしましょう。

 

パニックを起こさないためには

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致し方ない事だとはいえ、やはりパニックは起きないに越した事はありません。

パニックが起こってからの対処も大切ですが、起こさないように気をつけるのも大切な事です。

 

・パニックが起こりそうなタイミングを把握しておきましょう。

本人の苦手なポイントやひっかかりやすいポイントを押さえておきましょう。

パニックが起きる度にその原因を考えて次に生かす事が大切です。

 

・予定の変更はわかった時点で事前に伝えておきましょう。

予定が変わると不安になってしまい、パニックになったり動けなくなってしまう子がいます。

そういった子には丁寧に説明をしてあげましょう。

私も実際に雨で外遊びにいけない時には、雨が降った時点で

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このようなホワイトボードを持ってきて、本人の目の前で

「今日は雨だから公園は?」

「バーツ」

と一緒に声を出してペンでホワイトボードに×を書いていました。

こうする事でパニックは事前に防げる事が多かったです。

 

・感情をコントロールする練習をしましょう。

自分の要求が取らない、思い通りにならない、等でパニックになってしまう子に対しては

五段階のグラフ等を作ってあげる事も大切です。

パニックになる前に「いまどのぐらい?」と聞いてあげましょう。

そして「レベル4なのに我慢してるやん!偉い!」とすかさず褒めましょう。

グラフがなくとも、子どもの怒っている顔、イライラしている顔を見たらすかさず

「我慢してるんやんな。偉いで。」

と認めて褒めてあげる事で落ち着く事が実際教室の中でもとても多いです。

 

・変わりの物を用意しましょう。

パニックになりやすく自傷行為や他傷が多く、自らの指をよく噛んでいた児童に対しては、

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このような歯固めのような物を用意していました。

イライラしている時にはこれを噛んだり回したりして落ち着いていました。

ホームセンターや100均に売っているホースでできるので、非常におすすめですよ!

 

 

時には毅然とした態度で!

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出先で自分の欲しい物が手に入らない、要求が通らないと癇癪を起したり、

床に寝そべって動かなかったりする事があります。

そういった時に困り果ててしまい、ついつい要求を聞いて物を買い与えたりしていませんか?

それは絶対にNGです!!!

そうやって癇癪を起した際に物を買ってもらえたという経験があると、

子どもは「こうすれは欲しい物が手に入る」と学習してしまい、

さらにそれを繰り返すようになります。

そういった時は決して要求を聞いていけません。

無視をするのが一番効果的です。その際に決して目だけは離さないようにしましょう。

繰り返すうちに本人も泣き叫んでも欲しい物は手に入らないし要求も通らない

という事を学習していきます。

 

はじめは中々うまくいかず大変なものですが、

こういった繰り返しで少しずつパニックではない他の伝え方を学んでいきます。

支援をする側も同じで、その子にあったパニックの予防法や落ち着け方をそうやって少しずつ学んでいくのです。

 

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勉強ぎらい?【吹田市放課後等デイサービス/児童発達支援事業】

2017-03-09

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こんにちは。こどもプラス大阪2ndです。

もうすぐ春休み、こども達はみんな浮かれ気分。

だって春休みには、なんとなんと、あの憎き宿題がないのですから!!

私指導員Mも、宿題が大嫌いでした。

何より、勉強が嫌いでした。(笑)

私の場合は単なるめんどくさがりでしたが、そうでない子もいます。

 

勉強嫌い、学習困難とはちょっと違う…?

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最近、少しずつ耳にする事が多くなってきた「LD」という発達障害があります。

Learning Disordersまたは Learning Disabilitiesの略称で、

日本語では学習障害といいます。

LDには自閉症のような世界で認められたはっきりとした定義はありません。

日本でよく用いられる定義も1999年に文部省が定めた物なので、

まだまだ浸透しずらい発達障害であるのも事実です。

 

LDの定義

①基本的には全体的な知的発達には遅れがない

②聞く事に困難がある

③話す事に困難がある

④読む事に困難がある

⑤書く事に困難がある

⑥計算する、または推理する事に困難がある

⑦これらの原因は中枢神経系になんらかの機能障害がある事である

⑧その他の障害(視覚障害・聴覚障害・知的障害等)や環境的な要因が直接的な原因ではない

計算はできても、書く事につまづく子もいれば、

ひっ算(計算)はできても文章問題(読む)につまづく子もいます。

LDという枠組みの中でもその子その子によってひっかかりやつまづきは違ってでるのが特徴です。

 

LDと脳の関係

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学習障害の中には、ディスレクシアという障害があります。

これは、主に読みや書きに大きいつまづきを感じる障害です。

あのハリウッドスター、トム・クルーズが自らディスレクシアであると公表した事によりその名前が広まりました。

普段お話しをしてる時は何ら違和感はないのに、

音読をするとなると急に言葉につまったりたどたどしくなったり、

文字を書くときも鏡文字になったり…。

読む事・書く事に困難を抱えるというのが特徴です。

最近は「読み書き障害」と呼ばれる事も多くなりました。

このディスレクシアを抱えているのはLDの方の役8割程だと言われています。

またこの文字の読みや書きを司る中枢は左頭頂葉の「角回」と呼ばれる部分です。

この角回に脳腫瘍ができたりすると「後天性失読症」と呼ばれる

後天性の障害になる事もある程、読み書きと深いかかわりのある部分です。

この角回の働きがディスレクシアの子は弱いというデータも出ています。

そして、前頭葉の「ブローカ野」と呼ばれる部分の働きも弱いようです。

ブローカ野は運動性言語の中枢で、これにより話す事へつまづきがでているのだと考えられています。

 

このように学習面で様々なつまづきを抱えるLDですが、

上記の通り、直接的な原因はADHDや知的障害ではありません。

そしてもちろん本人の怠業等が原因でもありません。

また就学後に初めてつまづきを感じるという場合も少なくありませんので、

気づかれにくいこともあり、周りから「努力が足りない」など勘違いされやすいのも事実です。

そして「どうせ自分にはダメだ。」や「やっても意味がない」とマイナスのイメージを持ってしまい

勉強自体を嫌いになりがちです。

そうならないためには一人一人にあった手厚いサポートで、

本人に苦手意識だけを持たせない事が大切です。

また直接的なLDへの療法ではなくとも、

片足立ちなど、足を使う運動が前頭葉を鍛えるという説もあります。

まずは本人にあったサポート方法を探す事からはじめてみましょう。

 

 

 

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ABAとTEACCHを使えば、子どもは伸びる!【吹田市放課後等デイサービス/児童発達支援事業】

2017-02-20

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こんにちは、こどもプラス大阪2ndです。

みなさん。

「ABA」「TEACCH」ってご存知ですか?

うちの教室は、その二つをとっても大切にしています。

 

わかりやすさならば、TEACCH!?

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まず、TEACCH

こちらは聞いた事がある方も多いのではないでしょうか?

TEACCHとは

Treatment and Education of Autistic and related Communication handicapped Childrenの略称です。

簡単に言えば

構造化された環境を発達が気になる子たちに用意して支援していこう!!という事です。

この構造化には大きな分類が3つあります。

 

・【物理的構造化】

まずは「どこで」「何をする」のかを明確にしてあげる事が大切です。

うちの教室では、茶色は運動遊びの待っているとき、始まりと終わりの挨拶の場所としています。

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は静かに活動(宿題や勉強を)する場所。

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ADHDやLDのお子さんは、ただでさえ集中する事が苦手です。

目の前で走り回られていては、大人でも集中できません。

自由時間に読書をしている子もこの緑ゾーンでやってもらっています。

 

マットがないところは荷物を置くところ。

DSCN6582

カゴの前で座ってお茶を飲んだりするので、

ここも当然走っちゃいけない緑ゾーンです。

 

等、マットの色でわけて物理的にも視覚的にも訴えています。

要するに「○○をするところ!」を明確に分けています。

 

・【視覚的構造化】

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いわゆる絵カードやポスター等です。

「何を」「どのように」行うのかを明確にしています。

絵や写真、文字で訴えかける事によって、ぐっと伝わりやすくなります。

声かけをするときもこのポスターになぞって声かけをしたりします。

帰りのポスターをもってしても、ADHDや発達が気になる子は忘れ物をしやすいので、

やっぱり忘れ物をしちゃうんですけどね…(笑)

こちらのポスターは新しいのが増えるとやっぱりみんな反応してくれます。

文字だけでなくて絵や写真もつけるのがポイントですね!

 

・【時間の構造化】

広汎性発達障害を持っているお子さんの中には、先が見えなくて不安になるという方もいます。

 

・「いつ始まるのか」

・「いつ終わるのか」

・「次は何をするのか」

 

そういった子にわかりやすく、カード等で視覚的に訴えてあげるのが大切です。

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不安を取り除いてあげれば、活動への意欲も集中力もぐっと増します。

小学校や中学校の時間割ってありますよね。

それがさらに細かくなった物だと思ってもらえればわかりやすいと思います。

帰りの時間等を表記しておくことで見通しをつける練習にもなります。

 

要するに

「いつ」

「どこで」

「何を」

「どんな風に」

「いつ始まるのか」

「いつ終わるのか」

「次は何をするのか」

を視覚等をうまく使って本人にあった方法で伝えるという事です。

 

「素敵!」でいっぱいABA

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私の口癖は「○○君(ちゃん)素敵!!」です。

褒めるってとっても大切な事なんです。

その褒めるがキーとなる、ABA(応用行動分析学)

Applied Behavior Analysisの略称で、

発達障害をもっているお子さんの問題行動の改善を目指す療育です。

これは様々な場でよく使われている言葉です。

簡単にいうと、

成功体験をたくさん積んでもらって、たくさんほめて伸ばそう!という事です。

 

子どもが好ましくない行動をとった際に「ダメでしょ!」と怒ったとします。

すると本人の中には「怒られた」「僕は駄目だ。」というネガティブな記憶が溜まっていきます。

これにより自己肯定ができなくなってしまい自信をなくしていったり、

自傷や他傷等の様々な問題行動につながる事も少なくありません。

 

学校の体育が嫌いだというお子さんにはこういった経験をした子が多いです。

「鉄棒ができない僕は駄目だ」「どうしてできないの?」等の

周りからの言葉やもしくは自分自身で「ダメだ」とマイナスなイメージを本人が持ってしまう。

そうして運動嫌いになっていくのです。

なぜかこういうマイナスイメージって蓄積しやすいんですよね…

私も過去の失敗をいつまでも覚えてたりします(笑)

 

まずは本人に合わせて目標を低く設定し、スモールステップで成功体験をたくさん積んで

そのたびに「うわーーー!!すごい!上手だね!」とオーバーに褒めます。

すると「自分にもできる!」「これなら大丈夫!」のポジティブなイメージが蓄積されていきます。

その結果、さらに褒められたくって、やる気がむくむく出てきます。

子どもたちはみんな、「褒められる」のが大好きです。

ポジティブなイメージはマイナスなイメージよりも記憶に蓄積されにくいので、

これを繰り返し繰り返し、行っていく事が大切です。

 

大事なのは逆上がりを成功させる事ではありません、

逆上がりという目標に向かって頑張る姿勢が一番大事なのです。

 

実践の中でのABA

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うちで実際に実践したABAの例です。

鉄棒が嫌いな子がいたのですが、その子に対して気をつけたのが以下のポイントです。

 

①「鉄棒が嫌いでもいいよ。」と肯定してあげる。

②スモールステップで本人のレベルに合わせる。(「鉄棒を触ろう」「鉄棒をつかんで下をくぐろう」等)

③本人が嫌がったり、失敗しても叱らない。

④課題に挑戦する姿勢も含め、褒める。

 

この4のポイントに気を付けて、支援したところ…

スズメや前回り、豚の丸焼き等ができるようになってきました!!

(なが~~いなが~~~い道のりでした…)

「苦手」を克服するのってとっても難しいですよね。

とても時間がかかりますし、回数を重ねる事でやっと微々たる効果が出てきます。

何事も焦りが禁物です。まずはゆっくり深呼吸して、取り組んでいきましょう。

 

 

 

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運動遊びと発達障害【吹田市放課後等デイサービス/発達支援事業】

2017-02-11

こんにちは、こどもプラス大阪2ndです。

姉妹教室である吹田教室に通っていた自閉症の女の子の事をふと思い出しました。

彼女は高いところに上るのが大好きで、飛び跳ねたち手を叩くのが癖でした。

1か月、3か月、半年…

と思い返してみると少しずつ回数が減っていたように思います。

一見、はたから見ると意味のないように見える行動、

これを常同行動と言います。

本当に、あまり深い意味はない行動だそうです。

くるくる回ったり、飛び跳ねたり、手を顔の前で握ったり開いたり…

といった癖のような行動です。

 

こういった常同行動は、自閉症のお子さんやADHDのお子さんに見られる事が多いようです。

 

・不安を感じ、常同行動により安心を得ている場合

・刺激を求めている場合

・何かを求めている(伝えている)場合

・感覚遊びの一環である場合

 

など、さまざまな理由から出る行動です。

 

決して悪い事ではないので無理に止めなくてもいいものではありますが、

それでもやっぱり気になる方も多いでしょうし、

場を選んでほしい…

なんていう保護者の方も多いと思います。

 

ではどうやって、『場を選べる』ようになるのか。

切り替える脳にしていけばいいのです。

 

 

切り替える脳

ADHDのお子さんには、多動行為がみられる事が多々あります。

そういったお子さんをただ

「静かにしなさい!」「おとなしくしなさい!」と言っても、

体の使い方や感覚の不安定さ、精神的な不安等から多動行動が出ている場合もあるので、

言い聞かせるだけでは中々落ち着く事は難しいです。

常同行動も同じで、安心感を求めてやっている事もあるので、

無理に止めようとするとパニックになる事もあります。

 

ではどうするのか。

止めるではなく、やる事を提示する、見つけてあげる事が大切です。

 

ジャンプ一つにしても、飛びあがって足首を使って、思ったところに着地する、と実は複数の事を同時に行っています。

ジャンプするのが好きなお子さんの中には、そういったジャンプする感覚が

実はしっくりと来ていなくて、ひたすら繰り返しているという子もいます。

子どもたちに動物をイメージしてもらい、ポイントを提示しわかりやすく説明したり、

ルールやゲーム性を持たせて取り組む事でそういった体の違和感を少しずつ取り除いていきます。

体のコントロールの仕方を経験する事により、自分の手足の位置を正確に理解し、姿勢を正す事にもつながっていきます。

また、刺激を求めてその行動に出ているのならば、他に刺激を用意すれば落ち着いていくというケースもあります。

 

そして切り替えるという事には、タイミングを提示してあげる事も大切です。

 

うちの活動で例をあげるのならば、

運動遊び→動くのOK!大きな声を出すのOK!でも最初と最後のご挨拶だけはきっちりね!【動】

静かな活動→座って静かにしようね!(無理のない程度に)【静】

合間合間でご挨拶をいれる事により、子どもたちに切り替えのタイミングを理解してもらいます。

こうする事により、脳が運動により一度興奮状態になり、その後で興奮を抑制する訓練となります。

 

こうした訓練を重ねる事により、切り替えられる脳になっていきます。

はじめからうまくはいきませんが、習慣づけが大切で、

繰り返す事で少しずつ要領をつかんでその子のペースでできるようになってきています。

運動の後に学習をするので効率もぐっとあがります。

(運動の後は学習の効率がアップするというデータが脳科学にて実証されています。)

フラッシュカードで発語する機会も多いので、

「お家で発語する言葉が増えた!」といううれしいお言葉もいただいております。

 

 

LDと運動の深い関係

勉強面で苦手があるとされているLD。

一見すると運動とはなんの関係もないように思いますが、

 

・音読の際に文字を読み飛ばしてしまいうまく読めない。

・黒板の字がうまくノートに写せない。

 


こういった子の中には、目の動きがうまくいっていない子が多いです。

前庭感覚が弱いためにこういった不具合が体の中でおこっている事があります。

また手加減ができにくい、手先が不器用だというお子さんは固有感覚が鈍く、

手足の位置やどう動かしたらよいのかという事がわかりにくいようです。

 

トランポリンや鉄棒、マット運動等で、飛んだり回ったりといった機会をたくさん作ることにより

そういった体の中の違和感等を減少させる事ができます。

また切り替える脳になる訓練を同時に行う事で、

授業中(集中する場)⇔休み時間(集中せずともよい場)

こういった生活リズムを少しずつ形成していけます。

 

要するに何が大切かと申し上げますと、

メリハリなわけです。

子どもたちの生活の中に、ほんの少しメリハリをつける事によって

そのメリハリが他でも生きてくるのです。

 

 

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リサイクル♪

2016-08-19
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ダウン症・自閉症・ADHD・発達が気になる・運動させたい・ストレス発散・発語が気になる・コミュニケーション

 

こんにちは、子どもプラス大阪です。

 

前回は竹を使って流しソーメンをしました!

様子は前回のブログを見てみてくださいね(^^)

 

さあ、流しソーメンの翌日、困るのは後始末ですよね。

残った竹をどうしようか。。。

 

捨てるのはもったいない!

 

 

ということで、、

 

こうなりました!

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平均台に大変身!みんなに人気でいろんな渡りかたで遊びました!

 

そしてまだまだ変身します。

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ジャンプ台としても活躍!

見てください、この躍動感。

 

見事なジャンプを見せてくれました(^^)v

 

さらにさらに!

DSCN35521

 

シーソーにまで変身!

竹を二本、十字に合わせて楽しい遊び道具にも!

 

子どもたちも大喜び!

 

職員も思わぬ運動器具を手に入れて大喜びです!

 

どんなものでも、リサイクルは大切ですね♪

 

 

 

 

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エビ?カニ?

2016-08-12

ダウン症・自閉症・ADHD・発達が気になる・運動させたい・ストレス発散・発語が気になる・コミュニケーション能力を向上させたい

こんにちは、こどもプラス大阪です。

今日はお盆前最後の通所日。

本日よりエビカニックスブーム到来です。

さっきから中毒性がものすごくついついあのメロディを口ずさんでしまいます(笑)

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めっちゃ楽しくて、指導員が全力なのが伝わりますでしょうか?(笑)

午前と午後両方やったのですが、午前中よりも午後のほうが盛り上がりました。

そのあとは集団遊び!

今日の集団遊びはクーリングオフをしました。

相手の陣地に返品商品を投げ入れるというこの遊び、

すごい体力を使うんですが、すごい盛り上がります!

    DSCN3249

山岸T「目の前すれすれを、袋が通っていきました。」

もうねこっちに迫っているのに気づかないほどに夢中になっていました。

毎回なのですが、こどもプラスの集団遊びは大人が大人げなくなってしまう傾向にあるようです(笑)

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サーキットでも指導員のひっかけ問題がさく裂!

しかしながら、ひっかかることもなく無事に成功!さすが!

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今日一日、とっても頑張ってくれた女の子です。

体験の子のために見本役をきれいにばっちりときめてくれました。

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この男の子も午後の運動遊びの準備をお手伝いしてくれました。

みんなすっごくお手伝いしてくれるので、指導員はとっても大助かりでした。

 

今日もいっぱい遊びました。これで満足して明日からのお盆休みを過ごせそうです。

教室のみんなはどんなお盆を過ごすんでしょうか?

次あったときに聞いてみようと思います。

 

 

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熱中症対策!

2016-07-12
ダウン症・自閉症・ADHD・発達が気になる・運動させたい・ストレス発散・発語が気になる・

コミュニケーション能力を向上させたい。吹田・茨木 児童発達支援・放課後デイ こどもプラス

 

こんにちは。子どもプラス大阪2nd教室です!

夏も本番に近づき暑い日が続いていますね。。

こうなってくると熱中症が心配です。

ニュースでちらっと見たのですが、なんと

 

今年の熱中症患者は昨年の5倍以上

だそうです。

ということで今日は熱中症に関する記事を見つけたので載せておきます!


熱中症にならないために
ポイント1体調を整える
睡眠不足や風邪ぎみなど、体調の悪いときは暑い日中の外出や運動は控えよう。
ポイント2服装に注意
通気性の良い洋服を着て、外出時にはきちんと帽子をかぶろう。
ポイント3こまめに水分補給
「のどが渇いた」と感じたときには、すでにかなりの水分不足になっていることが多いもの。定期的に少しずつ水分を補給しよう。特に夏場は汗と一緒に塩分が失われることを考えると、スポーツドリンクなどを飲むのがオススメだ。
ポイント4年齢も考慮に入れて
体内の機能が発育途中の子どもや、体力が衰えはじめた高齢者は熱中症になりやすい。年齢を意識して、予防を心がけることも大切だ。

http://www.health.ne.jp/library/5000/w5000374.html

 

熱中症には水分補給を!とよく言いますよね。のどが渇いたと思う前から水分補給を取っていくことが大事だそうです!!

 

また、小さなお子さんも熱中症になりやすいということです。

教室でもしっかりと気を付けていきたいと思います!

皆さんも熱中症には気をつけてくださいね( ^^)

 

 

 

 

 

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