Archive for the ‘自閉症スペクトラムでお悩みの方’ Category

特別な配慮は必要ですか?(放課後等デイサービス/児童発達支援)

2019-04-18

みなさんこんにちは!!

すっかり暖かくなって過ごしやすい日々が

続きますね…!

新元号も決まって志新たに日々を過ごしたいと思っております。

 

 

所で、療育手帳って

持っていると色んな”特別な配慮”が受けれますよね!!

 

でも、それって本当に必要なの?ずるくない?

私がいつも読ませていただいている

発達障害児のお母さまのブログのコメントに

書かれていました…

 

ずるいと感じてしまう人もいるんですね…

なんだか悲しくなってしまいます…

 

今回はそんな障害者に対する”特別な配慮”について

記事にまとめてみようと思います!!

 

療育手帳について

 

 

療育手帳は基本的にIQ70~75以下知的障害の人を

対象に市町村の市長や政令指定都市の長が交付、発行するもので、

持っていることで行政サービスや交通運賃の割引サービスなどが受けられます。

その他にも、将来的に「障がい者枠」として就職ができるなども

メリットとして挙げられます。

 

具体的に映画や交通機関を半額で…や

税金についても割引や控除される場合があったり、

遊園地なんかでは早めに並ばせてもれらえたり!

そんなサービスがあります。

 

自立して暮らすのが難しいと判断された人に

出るものですから、ずるくも、恥ずかしくもないんです!!

 

そもそも障がい者にとっての自立というのはいろいろ議論されていますが、

本人ができない事に対して、他者に「助けてください」を言える社会が

障がい者の自立できる世界だという意見もあります。

 

なので、手帳がその手助けになるのであれば、

交付されることって本人にもお母さまたちにも

いいことですよね♪

 

中には、日本人として生きているのに、

税金を納めなかったり、若いのに障害者年金をもらって

しかも各種の割引を受けているのはずるい

と感じる方もいるのでしょうけど、

それは気にしなくてもいいことだと私は考えます!

 

 

むしろ、手帳を持っている子どもが大人になっていくにつれて、

自分が障害者である証明になる手帳は嫌だ

そんな風にコンプレックスに思わないように、

「人より苦手が多いから、

助けてもらうための手帳なんだよ…」

伝えていきたいものですね(*^-^*)

 

 

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1人が不安にならないんです。(放課後等デイサービス/児童発達支援)

2019-04-11

桜の花も咲いてすっかり春ですね~

 

 

 

こんにちは~

吹田市放課後等デイサービス/児童発達支援

こどもプラス大阪2nd教室 津村です。

 

春ってお出かけしやすい季節ですね(花粉症の弟はつらい思いをしてますが…)

私も洋服を見に行ったり、何をするわけでもなく、

飼い犬と一緒に外を歩いたりします。

 

所で、みなさん出かけるのは一人は嫌だ!

特に外食や、カラオケ等はそう思う方が多いのでは?

と思います。いかがでしょうか??

 

大型ショッピングモールやUSJなど、

一緒に居た人とはぐれると、もう怖くって怖くって…

小さい頃から方向音痴の津村は、

よく母とはぐれて泣いていました(笑)

 

 

ただ、障害の特性を持つお子様の中には、

1人が平気ですぐフラフラとどこかに行ってしまうなんて子どももいます。

 

一人になるのが不安じゃないんでしょうか?

 

答えを言うとYESなんです(個人差はありますが…)

 

乳幼児が他人と気持ちを共有することを、

「ジョイント・アテンション」と言います。

例えば乳児に蝶々が跳んでることを伝えると、

気付いた乳児が手を伸ばすと言った行動を取ることがあります。

 

これは、目の前で起きた情報を共有する

という「ジョイント・アテンション」

自然と働いているからなんです。

 

発達障害の子どもは、これが乳幼児のときに

見られにくいと言われています。

 

自分の世界に受けた刺激を

他人と共有したり、他人に興味が無い為と言われています。

 

 

その状態が続くと大人になっても

人と何かを共有しようとしていないように見えてしまう。

自分を閉ざして見えるから

自閉症となったと言われています。

 

でも、決して一人で生きていきたいとか

そういうものではなく、自分の世界しか見えない時がある

そういうものだそうです。

 

なので、気を引けるような何かがあると

それに夢中になったりしますし、

アニメやCMを丸暗記できちゃったりすんですね~

 

1人が好きなのではなく、

自分の得意を見つけて夢中になる才能が有るんです!!

 

そんなスキを才能にできるように

色んな運動や静かな活動の

提供を行っております(*^-^*)

 

 

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新しいことへの不安と期待…【放課後等デイサービス/児童発達支援】

2019-04-04

 

みなさんこんにちは。

吹田市放課後等デイサービス・児童発達支援

こどもプラス大阪2nd 津村です(*^-^*)

 

 

みなさんは来年度4月からのご予定ってもうお決まりですか??

大人になっても、異動や新人が入ってくるこの時期。

悩みの種が多い方もたくさんいるのかな??と思います。

 

特に子どもは自分の意志とは関係なく

学年が変わったり、入園・入学で気持ちを新たに新しい場所に

行かなくてはいけないですよね…

 

環境の変化に弱い子ども達…

当事業所に来ているお子様も、

送迎の車が別の道を走ったら不安になって泣き出してしまった!

なんてこともありました。

 

でも新一年生は、そんな不安も何のそので

買ってもらったランドセル自慢をしてくれたり!

 

青色、黒、赤、水色…中には阪急のランドセル!と

教えてくれる子どももいました(*^-^*)

 

でも、いざ行くとなると楽しみ半分

不安半分になってしまいますね…

この時期に、私たちにできることって何なのでしょうか??

 

 

まず、変化に弱いとは言いますが、

どういうときに変化の弱さに気づくのか…

 

  • 突然行く場所が変わると泣いてしまう
  • いつもの場所にお気に入りのおもちゃがないと不安になり泣き出す
  • 牛乳などパッケージが変わると泣く
  • お誕生日会などのサプライズが苦手

 

こんな感じでしょうか??

他のことに当てはめて「あっ、うちの子もそういうとこあるかも…」

と思っていただければと思います(同じ名前の障がいでも

子どもによって個性が全然違いますので…(-_-;))

 

で、これれらの特性に共通していることって

何だと思いますか???

 

 

 

「突然」という事なんです。

 

 

で、ここからが本題!!

入学までにできることって何なのでしょうか??

 

いくつか考えてピックアップしてみます!!

 

  • 通学路の確認をしておく。(前もって一緒にお散歩してみましょう)
  • 学校の見学が可能なら見学をする。
  • 教室の場所やトイレの場所を知る
  • カレンダーなどでいつから学校か分かるようにしておく。

最近は学校の障がい児に対する理解度も高まっています!

 

突然が不安なのは、見通しがつかず、

想像ができない未来が私たち以上に不安だからなんです!!

少しでも先見える未来にして不安の軽減を行ってみましょう!!

 

不安なのは子どももお母さんも同じだと思いますが

当教室でも協力は惜しまずやっていく心意気です!!

 

ワクワクドキドキ…でもちょっぴり不安な新学期…!

気持ちを新たに乗り切っていきましょう(*^-^*)

 

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発達障害児は不登校になりやすい?【放課後等デイサービス/児童発達支援】

2019-03-21

みなさんこんにちは!

放課後等デイサービス/児童発達支援 こどもプラス大阪2nd教室

津村です(*^-^*)

 

 

以前のブログで紹介したのですが、

母親から離れられない型の不登校を紹介しました。

 

でも、不登校の型って、大まかに7種類に分けられていて、

その中に『発達障害・学習障害を伴う型』というものがあります。

 

今回はそれについて記事にまとめさせていただきます。

 

発達障害だと不登校になっちゃう??

 

 

4月から始まる新生活☆

小学校に入学するのを楽しみにしている子ども、

学年が上がることを不安に思う子ども、様々な子どもがいます。

 

でも、きっとお母さんはとっても心配だと思うんです。

「変化に弱い子ども」が「学校生活」という新しい環境に

馴染めるのか、新学期お友達が出来るのか…たくさん不安があると思います。

 

どんなに配慮しても「学校に行きたくない」と言うことがあります。

 

原因としては

  • 学習面において、理解するのに時間がかかってしまい、他の子どもとの差を感じてしまう。
  • クラスメイトと上手くコミュニケーションが取れない
  • 自分のペースで活動が出来ず、また急な予定変更に対応できない
  • 偏食強く、給食が極端に嫌になってしまう
  • 先生が自分のペースに合わない
  • 朝起きれない、夜眠れない等睡眠に起因する
  • それらの課題に直面したときに、怒りや葛藤を処理しきれない

等があります。

 

上の原因はわかり易い物ですが、

いざ問題に直面した際に「どうしたの?」と聞いても

上手く答えてくれなかったりします

 

答えてくれないことで、お母さんや家族は更に不安になる事もあると思います。

でも、このとき一番不安なのは子どもなんです

 

「学校に行きたくない」と言って、休んだ

 

とりあえず、学校には行かずに済んだけど、

明日学校に行ったら先生に怒られるかも、

お友達にも無視されるかも…そんな風に

安心感と不安感で葛藤している子どもが多いと言います。

 

もちろん、無理やりでも行かせないとこれから先

ず―――――――っと学校に行かないのでは…?と

お母さんも不安になってしまうと思います(*_*;

 

不登校の難しいところは「これが正解」と言う

解答が無いんですよね(+_+)

 

もし不登校になったら

 

 

留意点としては、発達障害の子どもは、

集団の中での不適応から不登校になりやすいので、

母親と登校しても、また学校で嫌な思いをして帰ってくることがあります。

 

本人の気持ちを認めて、本人のメンタル面での様子を見ながら、

登校した際は、支援級や保健室、

クラス担任との連携をしっかりとって、

(学校によってはソーシャルワーカーがいる場合もありますし♪)

本人の自己肯定感を損なわないように環境づくりを行うことが大切です。

 

無理やり登校しない理由を聞こうとせず、

本人の気持ちが落ち着いてから理由を聞くようにします。

(気落ちの整理がつく前だと、本人にも訳が分からなくなり、

パニックを起こし、行きたくない気持ちを強める場合があります。)

 

また、学習の遅れをカバーして、できるところから学習できるように

支援を行うなども、学習の遅れがあるこどもには有効です。

 

コールセンターや、医師様々な場所で相談ができるように

世の中も変化してますので、そういった機関も利用しながら、

ゆっくり登校が出来るようにしていければいいのではないかとおもいます。

 

当教室でも、協力できることがあれば

どんどんしていきたいと思っております!!

 

 

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カクテルパーティ効果【放課後等デイサービス/児童発達支援事業】

2019-02-28

皆さんこんにちは!!

吹田市放課後等デイサービス/児童発達支援

こどもプラス大阪2nd教室 津村です♪

 

 

皆さんは『カクテルパーティ効果』ってご存知ですか??

人間が無意識に働かせている感覚のことなんですが、

あまりテレビや本にも載っていない効果ですよね(-_-;)

 

でも、このちょっと楽しそうな名前の効果(笑)

皆さん普段からしているんですよ~!!

 

カクテルパーティ効果とは、

パーティ中のような視覚的にも、聴覚的にも騒がしい

場所で、無意識的に自分の意識の向いたものを

見たり聞き分けたりできる。といったものです!

 

 

大体の人が行っているこのカクテルパーティ効果ですが、

上の絵ように無意識的にフィルターをかけて、

自分の聞きたい話、見たいものを脳が抽出してくれることを言います。

 

これって実は私たちが無意識に行っていることなんです。

脳って不思議ですよね(*^-^*)

 

 

しかし発達障害の子どもは、

カクテルパーティ効果が働きにくく、

 

 

こんな風になってしまうわけで…

話に集中するとか、注目してみるとか、

こんな状況じゃ出来そうにないですよね…

 

しかも、これってすっごくストレスになるんです!!

刺激の多すぎる世界で、

理解してもらいにくい感覚の違いを伝えることが出来ない…

 

 

そもそも生まれつきこのような感覚過敏を持っているため、

他人と違うということに気が付かない場合もあるんですよー!!

 

「うちの子、空返事しかしない…」とか

「見てほしいものを集中して見れてない」なんてことがありませんか?

 

感覚過敏についてはほかのブログでも紹介しているのですが、

カクテルパーティ効果によって、

見え方や聞こえ方にも、こんなに違いがある。と

理解していただければ少し、子どもが生きやすい生活ができると思います。

 

 

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サヴァン症候群って就職に有利なの?【放課後等デイサービス/児童発達支援事業】

2019-02-21

皆さんこんにちは!

吹田市放課後等デイサービス/児童発達支援事業

こどもプラス大阪 津村です(*^-^*)

 

 

最近、メディアでもよく取り上げられている、

「サヴァン症候群」

自閉症の天才の事でしょ??知ってるー!!

グッドドクターで見たよ!!

芸能人にも多いんでしょ??天才は社会に出れていいなー。

な~んて、思ってませんか??

 

以前、アスペルガー症候群の記事でお話したように、

「こだわり」が「驚異の才能」になるのが

サヴァン症候群なんです(*_*;

 

だから、天才だから就職に有利と

言うわけではないのです!!

 

今回はそんなサヴァン症候群について

まとめてみたいと思います。

そもそもサヴァン症候群って診断名なの?

 

 

サヴァン症候群とは、発達障害や、知的障害、精神障害がありながら、

本人の知的能力と比べて、驚異的な記憶力や、

高い計算技能などを持っている人の事を

サヴァン症候群と呼びます。

 

自閉症スペクトラムが診断基準が設けられているのに対して、

はっきりとした診断基準は有りません

 

なので、診断名としては「自閉症スペクトラム障害」と

診断されることがほとんどだと言われています。

 

どんな人がいるのか

 

 

そもそも、サヴァン症候群には2通りのものがあり、

☆驚異的サヴァン(極めて優秀、驚異的な才能を持っている、

世界に100人もいないだろうとされている。)と

☆有能サヴァン(音楽や美術、計算など特定の部分が

本人の知的能力に対して優れている。)がいるとされています。

 

有能サヴァンの中には

  • 記憶(一度読んだ本をすべて覚えることができる。ただし意味を理解していなく、覚えてるだけの場合もある)
  • 音楽(初めて聞いた曲を即座に演奏できる。何千曲も覚えていられる)
  • 美術(一度見た物をデッサンできる。寸分の狂いもなく模写できる)
  • 数学(カレンダー計算が即座に出来る、素数を何桁も言える)
  • 特異な知覚(数字や文字に特別な色が伴って見える「共感覚」と呼ばれる才能を持っている)

と言った天才がいると言われています。

 

就職に有利なんでしょうか??

 

 

上に書いたように、サヴァン症候群の天才は、

部分的で、限部定されている物が多いのです。

 

他人とのコミュニケーションや、柔軟性、即応性などが

求められる社会では、得意が生かせない場合があるのです。

 

なので、自分の得意を理解して、

ピアノ調律や、イラスト関係の仕事等

限定して仕事を探すことが重要と言われています。

 

コミュニケーションが苦手、

手先が不器用で、ボタンをしめることも難しい、

そんな、発達障害ならではの苦手をサポートできるようにしつつ、

得意なことを活かせるようにしていきたいものですね~(*’ω’*)

 

 

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迷子防止ひもについて【放課後等デイサービス/児童発達支援】

2019-02-07

みなさんこんにちは~

吹田市放課後等デイサービス/児童発達支援

こどもプラス大阪セカンド教室 津村です(*^-^*)

 

 

みなさん街中で、このようにひもをつけた子供を見たことがありませんか??

「迷子防止ひも」や「ハーネス」と呼ばれるこのひも

「こどもを犬のように扱っている!!」

と反対意見も多々あるようです…

 

でも、多動性の強いADHDの子どもにとっては

迷子防災ひもは、とっても大切なものなんです。

単に反対するだけではなく、

何でつけているのか理由を知って欲しいので

記事にまとめます。

(個人の意見になってしまいますが…)

 

自分の興味のあるものに猪突猛進!

 

 

ADHDの子どもって、衝動性が激しく、

考えるより先に行動に出てしまうんです。

 

例えば、車のドアを開けて外に出ていときに、

外にひとがいれば当たるから開けてはいけない。と

考える前に「外に出たい空けよう!」と車のドアを開けてしまい、

ドアが当たってしまう。なんてことがあるんです((+_+))

 

そんなADHDの子ども、

「あっ!ワンちゃんがいる!!」と親の手を振り払って

犬の方へ走って行ってしまう。

するとそこに車が!!

 

幸い、車が止まって事故にはならなかったそうですが、

そんな危ないこともあったと、障害児支援のボランティア時代

お母さまから話を聞きました。(実話だそうです!)

 

私もはじめは「なんで、ハーネスをつけるの?

手を繋げばいいじゃない…」と私も思っていましたが、

その話を聞いて、手を繋いでても、

ふとした時の衝動性は抑えられない。

 

そんな時に命を守ってくれるのが

「迷子防止ひも」なんだと知りました。

 

他にも、レジでお金を出している間に

子どもがいなくなってしまって、何時間も探した。

 

(保護者と一緒に)通学中、

行きたくないといきなり家の方へ逆走しだした

など

 

探せば探すほど、このひもの重要性が見えてきました。

 

 

 

ADHDの衝動性、多動性の強い

子どもの命を守ってくれる。

『迷子防止ひも』をつけることで

親も安心して子どもと出かけられる。

 

 

ADHDの衝動性、多動性からの命を守るという

つけている理由がちゃんとあるということを

理解のある社会になるといいなと願っております(^^)

 

 

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体温調節が出来ないの??【放課後等デイサービス/児童発達支援】

2019-01-31

みなさんこんにちは~

吹田市放課後等デイサービス 児童発達支援

こどもプラス大阪2nd教室 津村です(*^-^*)

 

あったかい冬とは何だったのか…

というぐらい、外は冷えてますね…

 

 

所で、皆さん発達障害の子どもって、

「薄着だな~」とか、「逆に真夏なのにパーカー!?」

となってしまうことありませんか??

 

2nd教室でも、外遊びや校外学習に行く際に、

「上着を着てね~」と伝えても、「いやや~!!」

と寒いのに半袖で外に出ようとする子どもがいるんです…

 

体温調節が苦手なのでしょうか??

 

それ以外にも理由があるんです!!

 

 

①子どものこだわりの場合

季節や時間など目に見えないものって

以前のブログで紹介したように、分かりにくいんです。

だから、「いつもの恰好」に慣れると、

こだわりからそれしか着たがらない場合があるんです。

 

写真で選ぶなど、視覚的に分かりやすくすることで、

こだわりから抜け出せるようにすると効果的なんです。

 

 

②冷暖房と外気の違いが判らない

 

日本では、冷暖房が基本的にどこでもついていて

快適な温度で過ごせますよね♪

 

でも、それが「感覚」が弱い発達障害の子どもにとっては、

大きな罠になるんです…

 

私たちは冷房が寒いと思うと「カーディガン」を

羽織ったり、「暖房で部屋があったかくても外は寒い」と分かっていて

上着を着たりします。

でも、発達障害の子どもは、そういった想像の感覚が弱く

今感じている温度が外と同じと思っている。

もしくは、「暑い」「寒い」と感じていることすら

気づかない場合があるんです。

 

そんな発達障害の子どもに、「考えて自分で体温の管理をして!」

というのはとても難しいと思いませんか??

 

また、夏や冬は10度近く外気と室温が違うんです。

なので、外に出る際は、「暑かったら脱いでもいいよ」など

条件を提示し、あったかい恰好をできるといいですよね。

 

風邪をひいてしまっては元も子もありませんから((+_+))

 

チェキのような写真を使って、

コーディネートを決めておくのも効果的です!!

こだわりから抜けるのにも使えますよ!!

 

これからの冬の備え2nd教室でも

行っていきたいと思います(*^-^*)

 

 

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噛み癖【放課後等デイサービス/児童発達支援】

2018-12-10

みなさんこんにちは~

すっかり冬の気候になってきました(-_-;)

 

でも、今年はあったかくて、ようやく北海道に雪が降り始めましたね…!

11月の下旬まで降らないのは、今までにもなかったそうです…

 

 

所でみなさん、癖ってありますか?

私は、考え事をするときに上を見てしまう癖があります。

 

発達障害の子どもにもいろいろ癖が

有るので、それらの癖と原因を書いてみたいと思います。

 

発達障害によくみられる噛み癖

 

 

発達障害の子どもや、グレーゾーンの子どもには

噛み癖がよく見られるといいます。

 

噛み癖と一言で言っても、その癖は様々で、

「自分を噛む」自傷的なものや

「服を噛む」と言ったものもあります。

 

そもそも、これらの噛み癖はなぜ『癖』になってしまうのでしょう?

 

精神的負担を表す噛み癖

 

噛み癖の中に、ぬいぐるみや服を噛む

爪を噛むといった、自分の顔を覆うような噛み癖があります。

 

これらの癖は、「さみしさ」や

「言いたいことがあるのに言えない」もどかしさから

精神的ストレスを感じてすることがあるといわれています。

 

感覚遊びとしての噛み癖

 

 

赤ちゃんって、口で物を判断しますよね。

それは、目や耳の発達が未熟で、

『口』と言う敏感な部分でしか物の判断がしにくいからなんです。

 

感覚鈍麻な発達障害の子どもも同じで、

目や耳から物を理解しにくいから、

赤ちゃんのように口元に持っていき、物の判断を行っている場合があります。

 

えんぴつや、消しゴムをよく食べてしまうのは

このせいだといわれています。

(もちろん、癖になっていることもあって、

発達が気にならないにもみられる場合があるんですが…(笑))

 

暇つぶしの為

 

以前のブログのこちらに書いたように、

発達障害の子どもって、楽しみを見つけることが難しいことがあります。

 

それが、食欲に出ると以前のブログに書いたのですが、

この場合、噛むことに出てしまうことがあります。

 

噛むことを楽しんでいるわけではないのですが、

癖として、暇つぶしでやっている子どももいるんです。

 

 

その他にも、空腹感からくる欲求で噛んでしまうとか、

伝えたいことをアピールするためとか、理由はいろいろあります。

 

止めさせるにはどうしたらいいの?

 

 

噛むことで、心の平穏を維持している場合がありますので、

無理に「やめなさい」と言うことは逆効果です。

 

まずは、ハンカチや噛むお菓子(するめ)などで代用して見るのも

ひとつの方法です。

 

また、別の楽しみを与えるのもいいかもしれません。

例えば、一時期ブームになった「ハンドスピナー」や

「スクイーズ」等感覚遊びが出来るものは、子どもの刺激になるので

代用が出来るかもしれません。

 

そして何より、本人が落ち着ける環境を作ることが必要です。

 

「やめて」と言われてすぐにやめれる癖はないですので、

長いスパンで付き合うつもりで、

その子供に合う支援ができるといいいですよね~

 

 

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こどもプラス大阪2nd

 

 

体験・見学などのお問い合わせ等は随時受け付けております。

またメールによる資料請求(無料)も行っておりますので、お気軽にご連絡ください。

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吹田市青葉丘北13-1メロディハイム吹田青葉丘2階

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行きたくない場所がある【放課後等デイサービス/児童発達支援事業】

2018-11-16

こんにちは!

放課後等デイサービス/児童発達支援事業

こどもプラス大阪セカンド教室 津村です。

 

 

皆さんは、行きたくない場所ってありますか?

病院、会社、人込み…様々な場所で

「あぁ、行きたくないな…」と

考えませんか?

 

発達障害の子どもは、その行きたくないって気持ちが

とっても大きくなる場合があるんです!!

 

過去に持ったトラウマ

 

 

トラウマと言うと、よほど危険な、

事故や危険なことにあった人がなるものだと

思っておりませんか??

 

実は、トラウマって「危険分子」から

自分を守る為の防衛本能のことなんです。

 

今、インフルエンザも出始めているので、

注射で例えると、

①注射は痛いことを覚える

②痛いのが嫌だ

③注射が嫌いになる(強い拒絶として表れる)

 

と言ったようにふとした原因で「トラウマ」に

なってしまうことがあるんです。

 

実際私も、インフルエンザの検査(鼻に突っ込まれるやつ…)

と~~~っても苦手で、この時期に風邪をひいてしまうと、

病院は「「絶対に!!」」行きたくないって気持ちになります(-_-;)

 

こだわりの強い発達障害の子どもはなおさら

この「トラウマ」に弱いんです…

 

特に、「嫌だった」「嬉しかった」記憶が

残りやすいといわれている、自閉症スペクトラムの子どもは、

『フラッシュバック』を起こしやすいと

言われています。

 

フラッシュバックってな~に?

 

 

フラッシュバックとは、トラウマ(PTSD)症候群の一つです。

嫌だった場面が、繰り返し頭に再生されている感覚

というと分かりやすいでしょうか??

 

例えば、公園で蜂に刺されたことをトラウマ化しているとします、

すると「別の公園でも」蜂に刺されたことが

ずーっと頭に再生されてしまうんです。

 

フラッシュバックの特徴として、

「似ている場所」に入っただけで、

思い出し、思い出したことが頭に張り付いて

離れなくなって、そのことで頭がいっぱいになってしまいます。

 

自閉症の子どもが、突然パニックになるのも

この「フラッシュバック」が原因という専門家もいます。

 

なんだ、そんなことで泣いて…

と放置することはトラウマをさらに増やしてしまう

原因になるかもしれません。

 

フラッシュバックの克服

 

 

恐怖心を完全に遮断することはまず、できないと思います。

私たちだって、怖いものは怖いので…

 

ただ、フラッシュバックを起こした「原因」が

分かれば「対応」をすることが、可能です。

 

パニックになった時間と場所、その時起こった(起きていた)出来事

を逐一メモして分析することで、

「原因」の解明が出来、

その状況を避けることが出来るかもしれません。

 

当教室でも突然パニックになる子どもはいます。

原因がわからなくても、状況をメモすることで、

苦手なこと(周りがうるさくしている、

いつもと違うおやつが出ていた等)が少しわかるように

なってきました。

 

どうしても避けようのないことはありますが、

当教室を利用している子どもがみんな楽しい気持ちで帰れるように

少しづつ、環境づくりを行っています(*^-^*)

 

 

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