名前を呼ばれても気付きにくい子【吹田市放課後等デイサービス/児童発達支援事業】

2021-04-12

 

 

こんにちは、吹田市放課後等デイサービス・児童発達支援事業 こどもプラス大阪 2ndです。

発達障がいのお子さんの中には、自分の名前を呼ばれても気付きにくいお子さんがいます。

とくに自閉症スペクトラムのお子さんによく見られる特性の一つです。

名前を呼ばれても気づかず、そちらを向いたり、返事をしたりしません。

これは人への関心が低い為に、呼ばれたら応えようという意識が低いと考えられています。

 

 

何故気付かないのか?

 

 

何かに没頭していなくとも自閉症スペクトラムや発達障がいのお子さんは、誰かに呼ばれていても

その呼びかけに対して気付きにくいです。

自閉症スペクトラムのお子さんは人への関心が低く、誰から声をかけられても応えようという意識も同じく低いです。

なので人の声を注意して聞く習慣もないのです。

しかしこれは『気づいていない』だけで無視をしているのではありません。

『聞こえているのに聞こえない態度』をしているのではない事を理解してあげましょう。

また聴覚情報を捉えにくいという特性もあります。

目や耳から入ってくるたくさんの情報の中から、

今自分の必要な情報だけを的確に取り出し、あとの情報を捨てるという選択的注意という脳の働きがスムーズではありません。

要するに沢山の雑音の中から自分の名前を呼ばれている声だけを『聞き分ける』ことができないのです。

 

 

気付かせる工夫をしましょう

 

 

呼ばれている事は聞こえていても振り返ったり、返事をするべきだという事を理解できていないので、

名前を呼ばれたら返事をするという習慣づけを行う必要があります。

まずは名前を呼ばれている事に気付かせる必要があります。

自閉症スペクトラムのお子さんは、聴覚情報への反応が鈍く、視覚情報への反応が敏感な傾向にあります。

なので背後から声を掛けられると尚更気付きにくいのです。

最初はお子さんの目の前に周り、正面から顔を見るようにして名前を呼びます。

お子さんが呼びかけに対して視線を合わせるなどの反応を見せた場合に褒める事から始めましょう。

褒める事でその行動が強化されていきます。

次の段階が名前を呼ばれた場合にはどのような行動をするのが相応しいのかを理解してもらう必要があります。

視線を合わせる事はできようになれば、手を上げる事を促す。

はじめは手を上げる動作を親が実際に手を触って促し一緒に動かして褒める。

褒める事で行動を強化し習慣にしていくのです。

 

お子さんが中々反応してくれない場合があると思います。

それでも諦めない事が大切です。

用事があるとき、何かを指示する時、質問をする時などの前に必ず名前を呼ぶようにしましょう。

すると名前を呼ばれた時にこちらの方を見る時がくるかもしれません。

名前を呼ばれたら返事をする、何かしらの反応を返すという行為は

コミュニケーションを取る上での大事な第一歩となる部分です。

諦めずに根気よく続けていきましょう。

 

 

 

 

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