コンプライアンスと鏡の法則!【吹田市放課後等デイサービス/児童発達支援事業】
こんにちは。
吹田市 放課後等デイサービス 吹田市 児童発達支援事業、
こどもプラス大阪2ndです。
日々お子さんが起こすアクションの中で、
癇癪やパニック等があるかと思います。
そのパニックや癇癪の中でこれ以上泣いてほしくないからといって、
ついつい言いなりになってしまっていませんか?
罪悪感に負けてしまったり、はたまた困り果てていう事を聞いてしまいがちになりますよね。
ですがこれが続くと、こどもは「泣けばいう事を聞いてもらえる」と学んでしまいます。
そしてその行動が治らないまま、お母さんお父さんのいう事に耳を貸してくれなくなってしまいます。
なので時には心を鬼にして、毅然とした態度で臨む事も大事なのです。
ABAの中での「コンプライアンスを築く」とは
ABAでは、支援者(保護者)の言葉や指示にこどもが耳を傾ける姿勢をつくる事を、
「コンプライアンスを築く」と言います。
大人がきちんと主導権を握る事が大切です。
しかしこのコンプライアンスを築き、主導権を握るには、常に叱り続けなくともよいのです。
寧ろ大人がずっと怒っていたら、鏡の法則に従い、こどもも自然と怒り顔になってしまいます。
そしてそのままその子の心の成長をストップしてしまう事もあります。
常に叱り続け恐怖のみでコンプライアンスを築く事は避けましょう。
鏡の法則で満点笑顔!
では、どうすればいいのか、鏡の法則から言えば、一番効果的なのは笑顔です。
例えば、こどもが寝る前に歯磨きを嫌がるとします。
「さぁ寝る前には歯を磨こうね~♪」と声をかけたときに、
こどもがいやだー!と言って泣いたとします。
この時に必ず「そうか~嫌やね~」と共感してあげてください。
笑顔で共感し、その後に「でも磨くよ」と言って、
終始笑顔で一緒に磨いてあげてください。
これでもばっちりと指示が通っている事になり、コンプライアンスが築けていますよね。
これを繰り返していれば、次第に鏡の法則で笑顔に笑顔が帰ってくる様になるはずです。
たまには主導権をこどもへと
コンプライアンスを築くことはとても大切な事です。
しかし、本人やその周りに危険が及ばず、周りに迷惑をかけたりしない限り、
こども本人に主導権を握らせる事も心を育てる上で大切な事です。
そうして遊びの中で自分で考える事が大切なのです。
その上でここぞという時にきちんと大人のいう事に耳を傾ける事ができるようになれば、
それが一番ですよね。
自尊心を育てる為にも、主導権をいつも握りきるのではなく、
たまにはお子さんのてのひらの上で転がされてあげる事も大切なのです。
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