どうして猫背になるの??【放課後等デイサービス/児童発達支援】

2018-09-13

夏休みも終わり、学校生活にはなれたかな~?

と、思いつつ日々を過ごしております。

 

放課後等デイサービス/こども発達支援 こどもプラス大阪2nd教室 津村です。

 

 

学校と言えばなんですが、座る時間が嫌でも増えてしまいますね…!

私は、小学生のころ落ち着いて座ることが苦手で、

足をばたつかせたり、上靴を脱いだりはいたりしているような子どもでした(笑)

 

特にお子様が、学校でひじをついたり、猫背になったり、

椅子から滑り落ちてしまったり、

姿勢の崩れが見られませんか??

 

一般的にこのような姿勢の乱れは

「やる気がない」

と捉えられがちです。

 

でも、発達障害の子どもはやる気がなくて

姿勢を崩しているわけではないのです!!

 

 

ADHDの子ども、特に多動性が強いお子様は、

じっとしていることが難しいです。

ちらっとお外をちょうちょが飛んでいるのが見えたりするとそちらに行ってしまったり、

座っていてもそわそわしてしまったり等、問題になる多動が見られます。

 

ただ、これについては、本人が正しい脳の指示によって動いているので、

「ちゃんと座りなさい!」と言ってもなかなか改善されないです。

 

ADHDの多動性は、動いていないと気分的に落ち着かないだけではなく、

無意識のうちに体や口が動いてしまうことにあるのです。

なので、抑えようと本人が思って抑えることができにくく、

無意識に動いてしまう、ADHDの子どもに「じっとしていなさい」と言うことは、

「息をしないでください」というぐらいつらいことなのです。

 

 

なので、2nd教室では、活動前に手遊びやクイズ大会やジャンケンを行い

活動に興味を持って取り組めるように工夫しています。

まずは、やってみたいと思えるような環境づくりができるのが望ましいですよね~(*^-^*)

 

 

また、発達障害の子どもには

筋力の低さや、脳の伝達機能が発達していないことから、

猫背になってしまったり、椅子から滑り落ちそうな座り方をしてしまう

子どもがいます。

 

特に自閉症スペクトラム障害の子どもは、身体イメージがつかみにくく、

ドアや壁にぶつかってしまったり、小さい字が書けなかったり

不器用さを併せ持つ場合があります。

 

これらは、空間認知力を高めることで、

改善される場合があります。

 

 

はじめは、「背中を壁ぴったんして座ってみよう」から始めて、

運動あそびの中で、

サルキックやフープを使った動物歩き等、空間認知力を高める遊びを入れて、

遊びの中で自分の体の大きさや今自分がどこにいるかを知ることが出来るように

運動あそびを行っています。

 

サルキック

 

アンパンマンに向かってジャンプする様子

 

 

遊びの中で、脳に刺激を与えることで、

感覚統合を行うことが出来る為、

公園のブランコや、鉄棒を使って脳に刺激を与えるといいといわれています♪

そんな遊びが実践できるよう日々工夫の毎日です!!

 

 

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