鉛筆が上手に使えないのは固有感覚の弱さ?【吹田市放課後等デイサービス/児童発達支援事業】

2017-11-15

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昨日、こども達をお家まで送迎する際、吐く息の白さにびっくりしました。

こんにちは、吹田市放課後等デイサービス・児童発達支援事業、

こどもプラス大阪 2ndです。

本当に最近寒い!!

こんなに寒いと、出勤したばかりは手が冷えて中々ペンが持ちづらいんですよね…!

ぷるぷる~~って震えて、もともと独創的な私の字が更に独創的で個性的に…(笑)

さてさて、私の話はおいておきましょうか。

そんな風に私たちが普段から使っている筆記用具。

大人では職種によっては、あまり使わない人もいるかもしれませんが、

こども達にとっては更に密接的な物になりますよね。

小学校や幼稚園・保育園などで書き方鉛筆、クレヨン、色鉛筆…様々な筆記用具と触れ合う機会があります。

そういった時に出てくるのが、

「鉛筆が持てない」「持てても文字が書けない」というひっかかりです。

小学校に上がれば、鉛筆というものは避けては通れない物になりますよね。

だから、早いうちに、克服を…!と不安に思っている保護者さんも少ないと思います。

 

 

 

原因はボディイメージ?平衡感覚?

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ひっかかりの原因は様々ですが、

鉛筆を持つ時は、人差し指と中指と親指を使って、

3点で支えるというのが基本になります。

しかしボディイメージが弱かったり、

微細運動がうまく働かない等の原因で、

上手に筆記用具を持つ事ができないのです。

またノートのマス目の中にうまく文字を入れる事ができない等の原因は、

平衡感覚の弱さからくる事もあります。

固有感覚が弱いと、手の動きをうまくコントロールする事ができずに、

はみ出してしまったり、鉛筆だけでなく消しゴムかけの力加減も調節しずらい傾向にあります。

 

 

固有感覚や平衡感覚を運動で鍛えよう!

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こどもプラス大阪では、運動からそういったひっかかりにアプローチをしています。

運動をする事で粗大運動が養われ、

その際に感覚統合を同時に行う事で、

平衡感覚や固有感覚を鍛える事ができます。

そして微細運動を可能にする事によりそういった筆記用具に対するひっかかりを、改善していきます。

鉛筆の練習などはお家などでもやっていただいていると思います。

しかし、大きく体を動かして、

全身の感覚統合というのは中々お家ではできませんよね?

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例えば、意外な事かもしれませんが、こども達がよくやる靴飛ばし!

あれも立派な感覚統合になるんです。

片足で立って、靴を飛ばして、片足ケンケンで靴を取りに行く。

皆で距離を測りながら取り組む事で大盛り上がりでした。

片足で立つ事で平衡感覚と固有感覚が養われますよ~!

またサーキットの中で取り組んでいる鉄棒なども、

固有感覚や平衡感覚を鍛えるのにもってこいです!

 

また毎週土曜日は大好評制作の日です!

粗大運動の後に実際に微細運動を鍛える日なのですが、

この粘土遊びも、固有感覚を鍛えるのにもってこいなんです!

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鉛筆なら苦手という子も、

筆などを使うと上手に書ける子もいますよ。

鉛筆だとどうしても細かい文字になってしまい、

苦手だからとやりたがらないのですが、

筆でとなるとみんな興味を持ってやってくれます。

その時にかけた!という気持ちが自信になるんです。

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実際に4月から通ってくれているお子さんで、

宿題のひらがなプリントのマス目からどうしても文字がはみ出してしまう子がいました。

見本のプリントを見ても、どこが書きはじめの点なのかがわからず、

形を捉える力はあったのですが、プリントにいつも苦戦していました。

通い始めて半年がたった今。

綺麗に書くというのはまだまだ難しいですが、

支援員が始まりの点と終わりの点を指し示す必要がなくなりました!

見本をみてすらすらと自分で書いていきます。

…と言ってもまだまだ一人で集中して、というのは難しい為、

必ず支援員がそばにいて宿題を見守らせていただいています。

それでも目覚ましい成長ですし、

そういったこども達の成長を目の当たりにする事で、

それが私たちの自信にもつながっていっています。

まずは上手に書けなくてもいいんです、

無理をさせず褒める事で自信をつけてもらう事からはじめてみてください。

 

 

 

 

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