トークンエコノミー等で正の強化を!【吹田市放課後等デイサービス/児童発達支援事業】
こんにちは、吹田市 放課後等デイサービス・吹田市 児童発達支援事業
こどもプラス大阪2ndです。
皆さんは「正の強化」という言葉をご存知ですか?
ADHDや自閉症、LD等の発達障害を持ったお子さんは、自信がなかったり
日々様々な劣等感を感じていたりします。
そういった小さな違和感や負の気持ちをほっておくと、
新しい事にチャレンジしてくれなくなってしまい、
社会とも関わらなくなったり、
場合によっては大きくなって社会的に不適切な行動をとってしまうようになってしまったりします。
そういった二次障害を防ぐために、
その子一人一人をしっかりと認めてあげ、自分自身に自信を持ってもらう事は
とっても大切な事なんです。
トークンエコノミーを使おう!
行動療法の一つに「トークンエコノミー」という物があります。
やり方としては
・好ましい行動(適応行動)と
好ましくない行動(不適応行動)を明確に
分かりやすく説明してあげます。
・行動に得点を付けます。(わかりやすく「○○できたらシール一つ」等でもよい)
・日常の中で得点を決めた行動をとる事ができたら、得点をあげる。
この場合わかりやすく、表や得点カード等を用意してそこにシールを貼ってあげると、
視覚でとらえやすく本人もやる気を出してくれます。
・得点がたまればご褒美を与える。
表がシールでいっぱいになったら好きなDVDを借りに行く等のご褒美を用意しておく。
大人だってご褒美があれば頑張れますよね。
トークンとはポイントの事です。
頑張ってすぐにご褒美を与える事ももちろんよいですが、
大きなご褒美(目標)に近づいているんだよ、という事を
視覚でとらえやすくする事も大切なんです。
メリットとしては、評価が目で見てわかるため、
こども自身が好ましい行動をとってくれやすくなります。
また好ましくない行動をとった際に得点を減らしたりする事により叱るという行為以外で、
本人に不適応行動だという事を示す事ができるので、
自尊心を傷つける可能性が低くなります。
こうして、好ましくない行動をとったときに、大きく反応するのではなく
好ましい行動をとった時に多いに褒めたり反応を示す事で、
正の強化が期待できます。
それでもやっぱり、叱らなくてはいけない時には?
いくら「叱るより褒めよう!」と言っても、
褒めてばっかりでいる事はできませんよね。
ADHDなどの発達障害を持っている子どもは家庭以外でも一日中様々な場面で注意を受けています。
気になる事はたくさんあると思いますが、
その一つ一つを細かく注意しても、頭に入っていない事がほとんどですし、
もっと言えば煙たがって、子ども達は注意を聞き流してしまう事を覚えてしまいます。
なので、叱るべき事の線を決めておく事が大切です。
まず、困った行動を三つに分けます。
・やめるべき事 犯罪につながる事や暴力、自傷や他傷等、社会的に受け入れられない行為。 また道路への飛び出し等本人が危険に晒される行為。 ・できればやめるべき事 自分や家の物を壊す、夜更かし、無駄遣い、門限を破る等の周囲に迷惑がかかってしまう行為。 ・なるべく守る事 生活の中でのマナー、生活習慣等の守らなくては本人が困る行為。
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こうやって考えると、意外に絶対に叱らなくてはならない事というのは、
そんなに多くない事に気づかれると思います。
いつもいつも叱っていては、その効果は激減します。
なので最初のうちはある程度の妥協というのも必要です。
本人のペースに合わせて、できる事・守れる事を増やしていってあげましょう。
叱る回数を減らし、本当にいけない事や困っている事を本人にとって明確にしてあげる事で、
声掛けの一つ一つの効果がぐっと増していきます。
こういった行動療法はとっても時間がかかります。
小さな積み重ねが何年物歳月を経て、実っていく物なのです。
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