乱暴者と言われますが、【吹田市放課後等デイサービス/児童発達支援】

2017-02-28

0I9A350615032140wakaranai_TP_V

こんにちは、こどもプラス大阪2ndです。

うちに通ってくださっているご家族のからでよく耳にするお悩みの一つに

「うちの子、よく乱暴だって言われるんです。」というのがあります。

グレーゾーンのお子さんも含めて、発達障害を持っているお子さんは

「ほどほどに」「ちょっと」「丁度よい具合に」

等の曖昧な表現を理解するのが苦手な傾向にあります。

お友達に「丁度よい力加減」がわからない。

「もうちょっと優しく」がわからない。

「程々な距離」がわからない。

これには全て理由があるんです。

 

 

人よりちょっと、警戒心が強いだけなんです!

150705260810_TP_V

「すぐ手が出る」というお子さんの中には

触覚がとっても敏感でこういう行動に出てしまう子がいます。

 

触覚には主に二つに分類されます。

目をつぶって触れ、形や素材等でそれが何かを判断する「識別系」

自分にとって有害なものを瞬時に判断する「原始系」

どちらもとても大切な体の機能です。

この二つがうまく育っていないと、「触覚防衛反応」が働き、

自分のパーソナルスペースに誰かが入ると攻撃してしまったり、

偏食がすごく、ほんの少しの味が違うだけで有害と判断し口から吐き出してしまったり、

服の素材等に拘る等のつまづきとなって体の外に現れます。

触覚防衛反応は様々な物に触れて識別系触覚への体験を重ねる事で、

それを危険かどうか判断する材料を増やし

原始系触覚への反射的な行動に抑制がかけられるようになって軽減されていきます。

また逆に触覚が鈍感だと、自らの腕に噛みつく等の自傷行為や、

鉛筆やつめなどをがりがりと噛んだりといった行動に出る事もあります。

 

 

身体のペーパードライバー!?

ANJ16040354IMG_0969_TP_V

乱暴だといわれる子の中には、関節の角度や筋肉の張りを一定に保つ事が苦手な子がいます。

そのために適切な力加減ができない事が多いのです。

この筋肉や関節の使い方と深く関係しているのが固有感覚です。

・関節をどのぐらい曲げているのか

・筋肉が今どのように動いているのか

これらを感じ取る大切な体の機能です。

固有感覚が弱いと

・力加減がわからずに乱暴だといわれやすくなる

・文字が上手にかけない

・動きをうまく模倣する事ができない

・人と距離が近すぎる

等のつまづきとなって体の外へ現れます。

 

また手先の不器用さも、全身を大きく動かす粗大運動微細運動も一緒に向上する事により改善されるケースもあります。

鉄棒やマット運動や遊具遊びを生活の中で多く取り入れていきましょう!

 

ペーパードライバーも毎日運転していれば、慣れてきて運転技術が向上しますよね。

そういう事なんです。

 

 

かくれんぼが有効!!

ANJ77_komorebichirari20141115142024_TP_V

かくれんぼって実はこどもにとってとってもいい事ずくめって知ってましたか?

感覚統合をするならば、もってこいなんです!

・「抑制」の力を働かせて鬼に見つからないように静かにやり過ごす。

これにより場を選んで静かにする練習になります。

・自分では見えない背中等の部分へのボディイメージが形成される。

相手や周りにどうみられるか等客観的に自分を見るイメージがつき、

身だしなみに対するつまづき(Tシャツの裾が出ていても気にしない等)が改善される事もあります。

DSCN0488

・お友達の体を隠してあげる事で固有感覚を養いさらにボディイメージを形成する。

「鬼に見つけられないように」と考える事で共有体験を通し、

仲間意識を高め、社会性も同時に身に付きます。

客観的に身体を見て視覚で腕や足の位置等を理解する事によりさらなるボディイメージが育まれ、

相手がどのぐらいで痛がるか等の力加減も学ぶ事ができます。

DSCN0485

↑お友達同士でみんなのお洋服等をかき集めて隠してあげていました。

・様々な素材の物を用意する事で、触覚を養う。

たくさんの素材に触れる事により、触覚への刺激を補います。

遊びの中で体験する事により、触覚へのこだわりが改善される事があります

DSCN5099

 

一見何気ない遊びの中にも、療育をしていく機会はたくさん潜んでいます!

まずは諦めず、本人が楽しい!と思える方法で試していきましょう!!

 

 

 

 

トップページはこちらから→http://kp-osaka-2nd.com/

こどもプラス大阪2nd

 

 

体験・見学などのお問い合わせ等は随時受け付けております。

またメールによる資料請求(無料)も行っておりますので、お気軽にご連絡ください。

———————————————————————————————————-

吹田、茨木 児童発達支援・放課後デイサービス こどもプラス大阪2nd

吹田市青葉丘北13-1メロディハイム吹田青葉丘2階

TEL:06-6816-1555


姉妹校

 

こどもプラス大阪 吹田教室http://kp-osaka-suita.com/

こどもプラス大阪3rd 江坂教室http://kp-osaka-3rd.com/

こちらも合わせて宜しくお願いします!

 


弊社のHPがリニューアルしました!

 

詳しくは↓をクリック!

福祉株式会社ジーエルhttps://gl-osaka.com/

資料請求/お問い合わせはこちらからどうぞ 電話番号06-6816-1555受付時間 平日9~18時 日曜定休日
Copyright(c) 2015 脳を育てる運動プログラム!『心・脳・体』を育む場所!こどもプラス大阪 2nd  All Rights Reserved.