他の人と違う事【放課後等デイサービス/児童発達支援事業】

2018-06-28

こんにちは、吹田市放課後等デイサービス・児童発達支援事業

こどもプラス大阪2nd 津村です。

 

小学生も、高学年に近づくと、

他人と自分の違いを気になってしまう時期があります。

他人と比べられることにとても過敏になり、

「どうして、○○と比べるの!?そんな風にはなれないよ!」と

思ってしまった経験はありませんか??

 

 

発達障害の子どもにも同じことが言えます。

 

ADHDの子だと、「なんで、自分は片付けができないんだろう。」とか

「じっと座ることが出来ないんだろう…」等

LDの子だと「みんな普通に解ける問題が私だけ解けない…」

 

と感じてしまうそうです。

私も、歴史が壊滅的に苦手でしたので、

「年号を覚えるのなんで私にはできないの!!!?」と

ヒステリックになってノートが真っ黒になるくらい

勉強しても覚えれないことがとっても嫌になっていました。

 

そんな負の感情が、自己否定に繋がっていきます!

 

自分の出来ないことを、できないと思うことが

自分が嫌いという気持ちに繋がってしまうんです!

 

 

今まで楽しい楽しい!と通っていた

デイサービスに突然行きたくなくなった

送迎をしてほしくないというんですと

いうお悩みを聞いたことがあります。

 

お友達もいて楽しいところという自覚はあっても、

学校のみんなと違う

と、引っかかってしまうんです。

みんなと違う自分が嫌い。こんな気持ちから、

自分がデイサービスに行くのは嫌だと思ってしまうんですね。

 

みんなと違う事はそんなに悪いことじゃないと伝えるにはどうしたらいいのでしょうか?

 

自己肯定感を持つ

 

他人から言われた違い」はとくに気になります。

 

最初に書きましたが、「○○にはなれない!」と反抗してしまう、

いわば、比べられることが、最も気にかかってしまう時期なんです…!

 

○○みたいにならないとダメ→できない自分は情けなくてダメ人間だ

そんな思考を、繰り返していくうちに

自分は何もできないダメ人間だと自分を蔑んでしまいます。

 

そんな気持ちになった時には

家庭や、周りの人が、そんなところも好きだよと言ってあげたり、

お絵描きや、運動などその子ならではのいいところを見つけて、

誰にもまねできない!あなたはあなただよと伝えてあげてください。

 

もし、苦手を少しでも克服したら、

頑張ったこと、すごいことを認めてあげることが、

その子にとっての自己肯定感につながります。

 

 

 

悪いとかダメと言われてしまったり、

他の人と比べてしまうことが、

自己否定につながりますので、

少しでもできた時にほめてもらえると

自己肯定感につながります。

 

こどもプラスでも様々な運動療育を通して、

この動きが得意だ!できるようになった!と

自己肯定感を持てるように児童のレベルに合わせた

工夫をしていきます☆

 

 

 

 

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