集団行動で見えてくるADHDの「困ったなぁ」【吹田市放課後等デイサービス 児童支援事業】
こんにちは、吹田市放課後等デイサービス・吹田市発達支援事業、
こどもプラス大阪2ndです。
先日、出かけた際にポケットWi-Fiを持って出かけたのですが、
ご飯を食べたバーガーショップに落としてしまったんです。
幸い少し後に電話をかけた所、レジのお姉さんが落とし物を見つけて預かってくださっていました。
その前は携帯を落としたり…。
どれもこれも無事に見つかっているとはいえ、落とし物って困りますよね。
特にADHDのお子さんなんて、不注意という特性を持っているので、
落とし物や忘れ物が多いです。
もうすぐ小学校も始まりますし、そういった事には気を付けていきたいですよね。
集団生活の中で見えてくるADHD
この春から小学校に行かれるお子さんってとっても多いと思います。
ぴかぴか新品のランドセルを見に行ったり、「どんな感じなんだろう?」と浮足立っている事だと思います。
ところが、幼稚園の頃は
「手がかかりはするが、とっても活発で表情や表現が豊かな子」と
認められていた事でも小学校に上がると
「みんなと同じ事ができない」「みんなと違う」などの違和感を感じはじめます。
ADHDの特性により、小学校の中での人間関係や集団生活の中で
トラブルを起こしやすくなっていってしまうのです。
ADHDの様々な特性が引き起こす困ったなぁ
・不注意→忘れ物やなくしもの、学習面へのマイナス
持ち物の自己管理が中々できず、鉛筆は消しゴムだけでなく
教科書や時にはランドセルまで忘れたりなくしたりしてしまいます。
物を置く時に無意識や無自覚なので、いつも探し物をしてします。
不注意の為、ケアレスミスが多く、計算間違えをしたり、
漢字も止め等が正しくかけずミスをしたりしています。
また物音に対して敏感な部分もあるので、
小さな物音でも集中が途切れてしまいます。
ADHDの子はまったく集中できないのか?
と言われると答えはNOです。
興味のある物への集中力や熱意はピカイチです。
しかしいつもその事を考えてしまうので、周囲にはぼんやりしている子という印象を与えます。
・多動→授業を中断させしまう・自分勝手に話をしてしまう
定型発達のお子さんも、発達障がいのお子さんも、
どちらも同じでこどもとは本来「活発で元気」ですし「じっとできない」ものです。
では何がADHDと違うのかと言いますと、
状況や場面に応じて、年齢を重ねていくとともに制御できるようになる、という所です。
定型発達のお子さんであれば、小学校にもなれば授業中には静かにするように自ら制御できます。
しかしながらADHDのお子さんは授業中でも常に落ち着きがなく、姿勢がとても悪かったりします。
小さな事でも何か気になる事があったら立ち歩いてしまったりして、
授業を中断させてしまう事もあります。
またいわゆる「機関銃トーク」で会話が一方的になってしまい、
相手の話を遮ってまで自分の言いたい事を言い続けたりします。
・衝動性→やりたい!が止められない為、我儘だ!と言われる事も
やるべき事、よりやりたい事を優先させてしまう傾向にあります。
その為に、順番が待てなかったり、列に並ぶ事ができなかったり、
欲しいものがあるとぱっと取ってしまったりなど、
集団のルールというものを破ってしまう事が多いのです。
また学校の先生の話が終わる前に「言いたい!」と思ってしまうと
答えを答えてしまったり、最後まで聞いていないので、
とんちんかん答えを言ってしまったりして
周りをざわつかせる事もあります。
喜怒哀楽の表現にもためらいがなく急に怒ったり、
急に笑い出したりなどして周囲が困惑してしまう事も少なくありません。
ではどうしたらいいの?ABAなどを使っての分析や視覚化が大事!
・わざとやっているのではない事を理解してあげましょう。
ADHDのお子さんは何もわざとこういった行動に出ているのではありません。
周囲に理解してもらう事は難しいかもしれませんが、
決してそういうわけではありません。
だからこそ、保護者の方が見方になってあげましょう。
・一日のスケジュール・予定表を作ろう!
いわゆる視覚化です。
こうする事で本人もそして支援する側も時間の流れが作りやすくなります。
表はできるだけわかり易く見やすい物を作ってあげましょう。
・褒める事でやる気を伸ばす
ADHDのお子さんは、褒められるととってもやる気を出してくれます。
結果ではなく過程を見て、オーバーに褒める事を大切にしましょう。
・やめてほしい事は叱らずに無視をしましょう。
「やめて」や「そんな事言わないで」と言われると、
大人に注目をされたい、と思いそういう行動がやまない事があります。
そういった場合はそんな事をしても構ってもらえないという事を理解してもらうのが効果的です。
早期に療育を考えるというのも大切ですが、
もちろん小学校に上がってからでも十分遅くはありません。
ABAなどの観点からまずはその子が何で困っているのかをしっかりと分析しましょう。
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