ボール投げができない【吹田市放課後等デイサービス/児童発達支援事業】

2021-03-01

こんにちは、吹田市放課後等デイサービス、児童発達支援事業、こどもプラス大阪 2ndです。

ボールをキャッチする動きというのは手や腕を使うだけでなく全身の運動能力と、目でボールを見る力が求められる動きとなります。

ここボールを投げたりキャッチすることで抱えやすいひっかかりポイントは、

 

・ボールを目で追う事ができずに取り損ねてしまう

・ボールを遠くに投げる事ができない

・痛い思いをした経験があり、ボール遊びを怖い物だと思い敬遠してしまう

 

などがあります。

まずは怖い思いを取り除くように取り組みましょう。

 

そのためにまずは転がす⇄取るの遊びを繰り返します。

転がしたボールを両手でキャッチする練習から始めるのが良いでしょう。

しっかり目でボールを捉えしゃがんで両手でキャッチするのが理想的です。

次に近い位置で投げられたボールをキャッチします。

この時はバウンドされたボールを両手でキャッチするような練習がふさわしいです。

投げる練習をする時は、万歳の状態からボールを地面に向かって投げてバウンドさせ、相手の方に送る練習をしましょう。

慣れてきたら両手で下投げの練習開始です。

段階を踏んで少しずつ少しずつ行っていきましょう。

ボール遊びに対して親しみを持てないお子さんはボールで痛い思いや怖い思いをしたり、「下手だ」と周りに言われてしまった経験がある子が多いです。

楽しさより嫌な思いをしてしまい、敬遠してしまうのです。

 

 

柔らかいボールを使えば、痛みを感じにくく恐怖心も湧きにくいので、はじめは柔らかい素材のボールで、なおかつ空気を少し抜いてから使うように心がけましょう。

新聞紙を丸めた手作り紙ボールは、遠くまで転がらない上に痛くないのでおすすめです。

投げるなどができるようになれば今度はドッヂボールに挑戦です。

しかしいきなりとなるとやっぱり恐怖心が芽生えてしまいます。

なので初めは転がし中当てからはじめましょう。

未就学児も大喜びでやっています。

ゲーム性やルール性のある遊びの第一歩にもなるので、非常におすすめです。

 

またキャラクターの的を用意してボールや新聞紙ボールを当てるのも良い練習になります。

お子さんが一番楽しめる形を探して、コツコツやっていくのが重要です。

 

 

 

 

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