言語の理解が苦手かも??【放課後等デイサービス/児童発達支援】

2018-10-05

こんにちは。放課後等デイサービス/児童発達支援

こどもプラス大阪2nd教室 津村です。

 

 

『さいきんは そらから あめが ふってきて…』

 

上の分を見て『雨』を想像しましたか??

同じ響きの『あめ』『雨』『飴』でも、物が全然違います。

 

『ごはんをたべるときは はしを つかう』

でも、『橋』ではなく『箸』を想像すると思います。

 

私たちは、言葉の前後から同音でも物体を想像して、

聞き分けることが出来ます。

 

しかし、LDの子どもの中には、注意して聞き取ることが苦手な場合があります。

注意力が無かったり、記憶にとどめておく力が

小さいからです。

 

また、LDに限らず、聴覚過敏な場合や、

音量調節が苦手な子どもの場合、聞きわけや、

想像しながら聞くことが苦手なんです!

 

 

何を言っているのかわからなければ、理解はできませんし、

慣用句(目を丸くするや顔から火が出るなど)は、

言葉の意味を想像をしないと分からないんです。

 

では、どうすればいいのでしょうか??

 

療育的に言われている、LDや言語理解の遅れがある子どもへの接し方は、

★慣用句を使わない

★決まり文句(まっすぐお家に帰るなど)を使わない

★代名詞(これ、それ、あれ等)を使わない

★遠回りな言い方(そろそろ○○しようなど)を使わない

★否定形・命令形を使わない

★冗談(一瞬待ってて等)を使わない

事で、混乱を防げるといいます…が

多い!!!

これ全部気にかけてたら言葉が詰まって、お話になりませんよね‥‥(-_-;)

 

 

なので、セカンド教室では

このような慣用句のカードを使ったり、

タイムスケジュールも絵で分かりやすくしています!

 

また、言いたいことが言いにくい子どもには、

子どもの言葉を繰り返してみたり、

「今楽しいね」と代弁して見たり、言いたいことを引き出すような

声かけを行っております。

 

また、「○○しながらおしゃべり」が苦手な子どもも多いので、

鉄棒や縄跳び中に「何歳ですか?」や「好きな食べ物は?」などの

簡単な質問をして、運動を楽しみながら「○○しながらおしゃべり」

できるようにしております!

 

 

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