ABC分析って?【吹田市放課後等デイサービス/児童発達支援事業】
こんにちは、吹田市 放課後等デイサービス、吹田市 児童発達支援事業、
こどもプラス大阪2ndです。
発達障害を持っているお子さんがいるご家庭では、
日々様々な壁があるかと思います。
子育てに躓きを感じているご家庭では、ついつい叱る回数も多くなってくるかと思います。
気が付けば一日中…なんて事にはなっていませんか?
叱る回数が増えれば増える程、自己肯定欲が満たされずに、
かんしゃく等を起こす原因にもなりやすいのです。
そしてまたどんどんと叱る回数が増えていく…という悪循環が起こります。
ではどうすればいいのか?
こちらのブログでもなんどか書かせていただいているABA。
そのABAの中に活用されている物で、ABC分析という物があります。
それにより客観的に見て、そして適切な行動をとる事で、
その悪循環から抜け出せるケースも多いのです。
行動心理学の基本!ABC分析!
ABC分析というのは、
A→前の状況(Antecedent)
B→行動(Behavior)
C→結果(Consequence)
の3段階に分けてその問題行動に対して働きかけていく事を言います。
どうしてそうなったのか?
どういう状況だったのか?
をしっかりと遡って考えて次にいかしていくのです。
この考え方は発達障害を持っているお子さんに対してとっても有効なのです。
ABC分析と発達障害
例えば、こどもがお菓子を買って欲しいとこどもが言ったとします。
A.スーパーでお菓子を買ってほしいとこどもがねだります。
B.「買わない」と拒否します。
C.スーパーの床に寝転がり大泣きする。
何故このような行動にでるのか?
たいていのケースは以前にこうした形で
自分の要求が通った経験がある子が多いです。
なのでこういった問題行動が出た場合でABC分析を使うのであれば、
絶対に買わない様にしましょう。
以前は泣けば手に入ったものが入らず、更に泣き方がエスカレートする子も少なくありません。
しかしここで絶対にその要求をのんではいけません。
そうすると、あやまった行動の強化が起こり、その行動が定着してしまいます。
これによりこどもは「もっと激しく泣けば要求が通る」事を学んでしまうのです。
ではABC分析をつかってどう対処する?
発達障害を持っている子に対して、大切なのは「事前予告」です。
そして、一度決めた事は絶対に曲げない事も大切です。
もちろん少し泣いて納得し我慢する事ができたのなら、
それはとっても素晴らしい事です!たくさん褒めてあげ、行動の強化を行いましょう。
しかし、ずっと切り替える事ができずに毎回泣かれてしまうのも困りますよね。
そういった場合は、スーパーに入る前に「おやくそく」をするのが有効です。
まずお菓子売り場に行く前やスーパーに入る前にこどもと目を合わせます。
そして、
「今日はお菓子は買いません。もし泣いたらその時は外に出ます。」と、
事前予告を行います。
その後実際にお菓子売り場でかんしゃくを起こした場合、
「外にでるよ」といってお外に出ます。
そしてゆっくりとお話しをします。
もう一度「おやくそく」をしてスーパーに入ります。
そして今度は我慢できたらめいっぱい褒めてあげましょう。
こうする事で「泣いても無駄」である事を学んでいきます。
また手持ちの飴など代わりの物を与えて買い物等を続ける事も、あまりよくはありません。
これを繰り返していると、
「お母さん(お父さん)は言っているだけで実行しないのだ」と見透かし、
困った行動は一向に改善されないのです。
大切なのは一貫して、「買わない」という方針を変えない事です。
このABC分析はいろんな所で使えます。
「お友達を叩いたら公園から帰ります」
「電車で騒いだり暴れたりしたらおります」等
色々な場面で試してみてください。
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